(セ・リーグ、ヤクルト2-8阪神、3回戦、阪神3勝、28日、神宮)打球は左中間席の上段に飛び込んだ。1点を追加して4-0とした八回無死二、三塁。阪神・サンズが勝利を決定づける特大の3号3ランを放った。
「きのうも真っすぐで攻められていたし、準備はできていた。得点圏に(走者が)いる状況で、打てる球がきたので、積極的にいったよ」
■打撃3部門でセ・リーグトップ!!
ヤクルトの右腕、吉田喜の初球、145キロの直球にドンピシャ。配球を読んだ一発だった。阪神の選手で、開幕3戦で3本塁打を放ったのは、1985年の真弓明信以来36年ぶり4人目で、外国人選手では初めてとなった。一回2死一、二塁では左中間を破る先制の適時二塁打。開幕から3試合連続で打点を記録し、打率・500、3本塁打、7打点は、いずれもリーグトップだ。
「自分の前の選手がしっかり塁に出てくれるのが、何より大きいね」
好調の原因を、この日も3安打でチャンスをおぜん立てした2番糸原や一発を放った3番マルテ、八回に適時打でつないでくれた4番大山に感謝した。
■矢野監督「引っ張ってくれている…心強いね」
矢野監督は「(一回の)タイムリーも大きいし、いいところでホームランを打ってくれた。サンズが(打線を)引っ張っていってくれている部分はある。心強いね」と、S砲を開幕3連勝の立役者に挙げた。
昨年は外国人枠の関係で開幕は2軍スタートだった。「昨年はここ(開幕)にいなかったが、今年は(チームの)3連勝に貢献できた。これからも頑張りたいね」。来日2年目。日本の投手の配球や特徴を把握した頼もしい助っ人が、虎を優勝へと導いていく。(三木建次)
J.サンズ
3試合[10―5] 打率500 本塁打3本 打点7
セ・リーグ3冠王
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