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<プロ野球ドラフト会議>◇11日

阪神矢野燿大監督(52)が育成1人を含む8人を指名した今年のドラフト会議について「(外れ1位で)森木が残っていた流れから、左を補強でき、岡留も取れ、全体的な流れがすごく良かった」と大満足そうに振り返った。

ドラフト会議後の主な一問一答は以下の通り。

-ドラフトを総括して

「いいドラフトができたなと思っている」

-外れ1位で高知・森木大智投手(3年)が残っていた

「1回目の入札で確実に名前が挙がっていると思っていたからね。小園君を引き当てるというか、それができれば良かったんだけど。でも、結果的に小園君に近い評価をしていた森木くんを取れたというのは、本当にラッキーやったなと。ドラフトは本当に縁なんでね。森木くんとは縁があったんだなと思う」

-2位では創価大・鈴木勇斗投手(4年=鹿屋中央)も残っていた

「左(投手)はうちの補強ポイントになっていたからね。その左の中で誰をいくかという中で、巨人がいった山田君(JR東日本)とかね。うちもいい評価をしていたんだけどね。でも、縁のことなんでね。現状の、左の中の大学・社会人で一番いいというのが、その順位の鈴木だったんでね。逆に言うと、3位の桐敷も残っていると思っていなかったから。どこも多分左が欲しいから。取られちゃうだろうなと思って。だから2、3(位は)ホントに…。岡留も(5位で残っていて)びっくりしているんだけど」

-4位の智弁学園・前川右京外野手(3年)はパンチ力がある

「前川もすごい欲しくて。『もしかして残っていないかな~』と思いながら。やっぱりあれだけ強く振れるっていうこと。むちゃ振りじゃないんだけど、コンパクトというか大きく振ってないんだよね。でも力強い。ゲームでそういうバッティングって必要だから。そういうところで将来中心を打ってくれるような。勝手な印象やけど、根性ありそうで。そこも含めて雰囲気がすごくあるなと言う印象だよね」

-5位の亜大・岡留英貴投手(4年=沖縄尚学)は変則投手

「変則やけど、球強いし。スリークオーター、サイド気味やけど、まあまあパワー系のピッチャー。亜細亜っていうしっかりしたところで4年間やっているというところも含めてね。うちもやっぱりイメージ的には岡留は中(継ぎ)のイメージなんだけど、そこに若いピッチャーが入ってくれるというのは、欲しいところなんで。そこに十分入っていけそうな感じには思っている」

-6位の日立製作所・豊田寛外野手(24=国際武道大)はどのような印象

「豊田に関してはオレも正直分かんなくて。スカウトの皆さん、畑山さん(統括スカウト)とか、右の中で総合力が高いと。右の野手っていうのはどこも貴重なので、そういうところで現状、右でいえば暖(小野寺)とか陽川とか、そういうあたりにも入っていけるという評価をスカウトの人がしていた」

-7位の京都国際・中川勇斗捕手(3年)は強肩捕手の印象

「甲子園でもホームラン打ってたっけなあ。バッティングはもちろんこれから大事になるけど、肩の強さとか、キャッチャーとしての。体的には大きくないけどね。そんなん全然、マイナスにとらえることないし、全然、補えるものやと思う。キャッチャーってすぐ育つわけじゃないけど、そういうものを年間積み重ねていったら面白い存在になれる素材だということで。キャッチャーもちょっと取りたかったのでね」

-大学生と社会人の選手に関しては即戦力か

「いやまあまあ、もちろん。俺の中では大学、社会人で取っているということは、今年のキャンプでもそうやったけど、まず見てみたいよね。うちとしても、競争の中に入っていけるだろうというスカウトの人の評価とかもあって指名させてもらっているんで。そういうところは早めに見てみたいなと、競争に入ってどうかというのは見たいなというのは、ちょっと気が早いけどさ」

-バランス良く。投手も右2人、左2人

「そうやね、ビッグ3の森木が残っていたというのが本当に大きいから。最初の入札されるだろうというような、そこで森木が残っていた流れからトータル、左補強できてとか、岡留も捕れてとか、全体的な流れがすごく良かったかなと思っている」




矢野監督、ドラフト候補のことよく見てるな



矢野監督になってから(以前からそうやったかもしれないけどわからん)明確に意図が伝わるドラフトやから好き  https://twitter.com/tigersdreamlink/status/1447519642650435585 


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