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筋トレのオフや!! 阪神・佐藤輝明内野手(23)が25日、鳴尾浜球場で自主トレを行い、今オフの課題にウエートトレーニングでの筋力強化を掲げた。昨季、今季と後半に成績を落とした失敗はもう繰り返せない。3年目に向けて冬の間に体を鍛えぬき、年間通して活躍できる肉体を作り上げる。

3年目に飛躍するためにも、のんびりと休んではいられない。佐藤輝がオフ期間のテーマに肉体強化を掲げた。

「グラウンドでめっちゃ動いたりはしないと思いますけど、ウエートとかをやりたい」

この日も鳴尾浜球場の外野でのダッシュなどで汗を流した後は、室内でのウエートトレーニングで筋力強化に努めた。

第一の目的は、シーズンを通して活躍できるスタミナづくりだ。昨季、今季と、後半に成績が尻すぼみとなったことが続いたのが大きな反省材料となっている。

スタミナ不足は1年目からの課題だ。昨季は前半戦で20本塁打と驚異的なペースでアーチを量産しながら、8月以降は4本塁打。NPB野手ワーストの59打席連続無安打を喫するなど、快音がぱたりと止んだ。今季も5月までに12本塁打しながら6月以降は月間1~2本ペースに落ち、シーズン20本塁打。前半の勢いが続かずに急失速する悔しさを2シーズン続けて味わった。

もう、同じことは繰り返していられない。来年は最後まで活躍し続けるためにも、連戦の中でバテない体づくりが最優先事項。「去年、膝をけがして十分(な練習が)できなかったので、今年はしっかり体を動かして体を仕上げていきたい」と宣言した。

昨年はシーズン終盤に左膝を痛めた影響から、11月の秋季練習は膝への負担を避けて別メニューで練習。体力面の課題が解消できず、今季後半の失速につながった。コンディションに不安のない今年こそ、オフの期間に体をいじめ抜く覚悟だ。

来年2月のキャンプでは、岡田監督に〝変身〟した姿をみせたい。高知・安芸の秋季キャンプには、侍ジャパン強化試合に出場後の12日から途中参加したが、キャンプを総括した指揮官は辛口の評価を下していた。

「佐藤は、もうちょっとね…。守りにしても、打つ方にしても、彼ができない部分はあると思う。まだ2月まで時間があるので、それはもう、本人の自覚」。打席での構えや守備の動きに下半身の弱さを見てとり、打撃のスイングや守備の安定性に影を落としていると示唆していた。

指揮官のメッセージを受けとめ、どこまで鍛えられるかは佐藤輝次第。冬の間に持久力や粘りをつけ、たくましくなった姿をみせなければならない。(上阪正人)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d67257e8458a158814673faf9a89d0b7ad4e4bd4


阪神・佐藤輝、岡田監督から注文!課題の体力&筋力UPへ「しっかり体仕上げていく」(サンケイスポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/d67257e8458a158814673faf9a89d0b7ad4e4bd4  筋トレもええけど走り込みが大事やで🤣


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