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<阪神3-0巨人>◇14日◇甲子園

 阪神が連日の主砲離脱にもくじけず、チーム今季12度目の完封勝ちで2位巨人に1・5ゲーム差まで迫った。

 先発の伊藤将司投手(26)が5月22日巨人戦以来となる今季2度目の完封勝利を飾り、自身5連勝で6勝目(2敗)を手にした。阪神投手の巨人戦2試合連続完封は85年ゲイル以来、37年ぶり。左投手では69年江夏豊以来、実に53年ぶりの快挙となった。

 1回裏、先頭打者からいきなり3者連続安打で先制した。前日4安打の1番中野拓夢内野手(26)が二塁内野安打。2番島田海吏外野手(26)も中前打で続いた。無死一、二塁となり、今度は3番近本光司外野手(27)が三遊間を抜く適時打。重苦しくなりそうな雰囲気を一気に明るくした。

 4回には三振ゲッツーで2死無走者となった直後、8番梅野隆太郎捕手(31)が右翼ポール際に2号ソロを運んだ。4月3日巨人戦以来102日ぶりの1発を決め、試合の流れをさらにグッと引き寄せた。2点リードの7回には7番メル・ロハス・ジュニア外野手(32)が4号右越えソロ。終始ゲームを優位に進めた。

 チームは苦境に立たされていた。前日13日、大山悠輔内野手(27)が近親者の新型コロナウイルス陽性判定で濃厚接触者となり、特例2022の対象選手として出場選手登録を抹消。この日は前夜49日ぶりに1軍戦出場したばかりのジェフリー・マルテ内野手(31)が、右脚の張りで出場選手登録を再抹消されていた。

 さらに前夜先発マスクで2点二塁打を放った坂本誠志郎捕手(28)も、近親者の新型コロナ陽性の濃厚接触者となって出場選手登録を抹消。前日プロ617試合目で初めて一塁守備に就いた糸原健斗内野手(29)が、618試合目で初めて一塁スタメン出場した一戦だった。

 それでも投打がガッチリかみ合って2連勝。上位浮上が見えてきた。




53年ぶりかよ・・・ そしてとらほー~! 阪神 伊藤将が虎左腕では53年ぶりの巨人戦2試合連続完封! 江夏以来の快挙(デイリースポーツ) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/4c878703c836b02b365a8103b929f107a99edaf0 



阪神 伊藤将が虎左腕では53年ぶりの巨人戦2試合連続完封! 江夏以来の快挙(デイリースポーツ)  https://news.yahoo.co.jp/articles/4c878703c836b02b365a8103b929f107a99edaf0  江夏以来かよ


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