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 延長戦復活が追い風となるか。昨季は行わなかった延長戦を今季は従来通りに12回まで実施されることが19日の12球団監督会議で確認された。これを受け、阪神では超人・糸井嘉男外野手(40)の「代打の神様」襲名を期待する声が高まっている。

 プロ19年目のベテランが本格的に代打専任となれば今季で実質2年目。昨年は出場77試合中62試合が代打起用。ここまで生涯打率2割9分8厘を誇る球界屈指の好打者も、スタメン出場が当たり前だった20年までとは異なり、昨季の代打成績は55打数11安打の打率2割、22三振と苦戦した。

 ただ、球団OBで評論家の柏原純一氏は「代打稼業が真価を発揮するのは2年目以降」と切り出し、こう話す。

「『代打の1打席がこんな難しいとは思わなかった』と糸井がコメントしていたのを見たけど、これまで代打を専門職にして結果を残した人の誰もが思うこと。先発とは打席への入り方も違う。最も苦労するのは、自分の中のスイッチの入れ方。先発なら打順を見れば分かるが、代打は試合展開次第。『ここは俺だ!』と思っても実際には使われなかったり、前の打者の時点で3アウトになって出番が回ってこなかったり。先発で4打席立っていた人ほど、気持ちのもっていきかたが難しいものなんだよ」

 代打としては〝ルーキー〟だったからこそ、2年目の今季は昨年の経験が生かされるシーズンであり、しかも延長12回まで行われる。多くの力試しの機会があるはずと柏原氏は踏んでいるのだ。さらに、こうも続けた。

「代打に回っても、いい打者ほど、その役回りの適応も早い。糸井は選球眼もいいし、まだ〝名前〟で勝負もできる。彼が終盤のどこで出てくるかは敵にとって非常に嫌なもの。レギュラーだった人が晩年に代打にまわるのはよくあることで彼が今年、その地位を確立できれば、あと2年ぐらいは一軍で必要とされる場所を確保できるはず」

 2000年以降の阪神では八木裕や桧山進次郎など、全盛期に中軸を担った面々が晩年に代打でもうひと花咲かせてきた歴史がある。そんな「代打の神様」の系譜に今年41歳を迎える虎の超人も続くことができるか…。




糸井さんにとって背水の一年になりそうですね。 糸井さんの力で阪神を優勝に導いてほしい。 #阪神タイガース #糸井嘉男 延長戦復活が追い風に 阪神・糸井〝代打の神様〟襲名へ球団OBも太鼓判!(東スポWeb) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/67038899699ce0b505a0aab4e3c56abfb772d730 


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