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<阪神6-8ヤクルト>◇6日◇甲子園

 3位阪神が痛恨の1敗を喫し、4位広島に1ゲーム差に迫られた。5-5で迎えた延長10回、5番手岩貞祐太投手(30)が長岡に勝ち越し打を浴び、6-6の延長11回には6番手浜地真澄投手(24)が塩見に2点タイムリーを浴びた。先発の青柳晃洋投手(28)は4番の村上にタイムリーと1発を浴びるなど6回5失点。5試合勝ち星なしとなった。12勝は依然リーグトップだが、Aクラスを争う佳境で1カ月勝ち星のない急失速は、大きな心配の種だ。

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 甲子園に破壊音が鳴り響いた瞬間、阪神青柳晃洋投手(28)は首をかしげ、ぼうぜんと立ち尽くした。3-4の1点ビハインドで迎えた6回、先頭村上に外角直球を捉えられた。打球はバックスクリーン左へ吸い込まれた。現役最強バッターに今季初めて1発を許し、6回を投げ今季ワースト5失点で降板。勝ち負けこそつかなかったものの、無念の登板となった。

 「野手がつないで逆転してくれたにも関わらず、自分のふがいない投球のせいでチームに迷惑をかけてしまい、申し訳ないです」

 この日最初の村上との対戦は青柳に軍配が上がった。台風の影響なのか、赤紫色に染まる異様な空の下、2回無死走者なし。フルカウントからファウルで3球粘られたが9球目。高めに浮き上がる145キロで空振り三振に斬った。阪神が甲子園で村上と対戦するのは3打席連発を食らった7月31日以来で、1カ月またぎの4打席連発を阻止。ピンチではなかったが、右手でガッツポーズを決めた。

 2度目の対戦は両軍無得点の4回、1死から中村、宮本に連打を浴び、ピンチで迎えた。際どいコースを攻め3ボールからの4球目、捕手坂本は外角に構えていたが、チェンジアップが甘く入った。一、二塁間を破られる右前適時打で先制点を献上。直後に味方が3点を奪って逆転したものの、5回に山崎に右越えの2点適時三塁打を許すなどまさかの3失点。再び勝ち越しを許し、6回の村上の1発でとどめを刺された。

 青柳はこれで12勝目を挙げた8月2日の巨人戦を最後に、1カ月勝ち星から遠ざかった。この日で4年連続となる規定投球回に到達したが、悔しさの残る投球となった。開幕9連敗から始まったチームを引っ張ってきた背番号50が、終盤戦で正念場を迎えている。【古財稜明】

 ▽阪神ケラー(9回に登板。1死三塁のピンチを招くも無失点)「今日はコントロールもアバウトで、調子が良いとは言えない投球だったけど、好守備もあってなんとか0点に抑えることができたよ。守備陣に感謝したいね」

 ▽阪神湯浅(8回に登板。走者を許すも無失点で切り抜ける)「チームが同点に追いついた直後でしたし、攻撃につなげるためにも、とにかく0点で抑えるという気持ちでした。ランナーを出してしまいましたが、0点で帰ってくることができてよかったです」







粘ったんだけどなぁ。 3連敗で借金も3。 広島ともゲーム差1。 残り試合も15。 最後しっかり勝ってCS滑り込みたいなぁ。 明日からもまた頑張ってください。 明日は イトマサ君 連敗止めて下さい。 お願いします。 #阪神タイガース  https://twitter.com/tigersdreamlink/status/1567156303151394818 








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