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阪神・豊田寛外野手(26)ら4選手が15日、西宮市立山口小学校に「ゲストティーチャー」として訪問。小学3、4年生の生徒121人と交流した。ロングティーで大歓声を受けた豊田は2年目の来季へ悲痛な覚悟を吐露。ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=らとの外野手争いを勝ち抜き、子どもたちのあこがれとなると誓った。

大きな放物線を描く打球に、大歓声があがる。この声援を、甲子園でも聞きたい|。子どもたちのエールに、豊田が不退転の覚悟を強くした。

「監督も代わられて、自分自身、社会人から来て1年目はダメだったので、2年目は本当に勝負。焦りというかやるしかないと思っています」

今季は5試合に出場し9打席で無安打に終わった。即戦力として期待されながら入団前にふくらはぎを痛め、オープン戦では1軍昇格濃厚とされながら、新型コロナウイルス陽性判定による離脱とツキにも見放された。

来季は中学時に在籍した戸塚リトルシニアと東海大相模高の後輩、D1位・森下が加入する。同じ外野手、そして同じ右打ちとポジションを争うライバルだ。「あまり他(の選手のこと)は…。しっかり自分のプレーをしてキャンプ初日からアピールできたらいい」。静かな言葉から、決意がにじみ出る。プロ2年目といえど、社会人卒の豊田にとって来季は正念場。後輩に負けるつもりはみじんもない。

ゲストティーチャーでは、子どもたちから屈託のない笑顔でサインをねだられた。ロングティーの実演では「あんなの初めて。うれしかったです」と割れんばかりの拍手と歓声を受けた。豊田自身も小学生のとき、内川聖一が所属チームを訪れ、そこから内川のファンに。プロ野球選手から夢をもらった一人だ。

「1軍に行って活躍すれば、小学校に来てくれた人だと印象にも残ると思う。僕自身も刺激をもらったので頑張りたい」

耳にたしかに刻まれた歓声を力に、白球をかっ飛ばす。子どもたちが豊田に会ったと自慢できる。そんな結果を残してみせる。(原田遼太郎)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe59644a2c12699ca36388113fd10d7a9a4ad61


阪神・豊田寛、後輩のD1位・森下加入で危機感 即戦力と期待されるも今季1軍ノーヒットで 来季「本当に勝負」の2年目(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース まだ1年目だからとか言ってられんのよね。 ワタシも頑張ろう。怪我だけは気をつけてね🔥🔥  https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe59644a2c12699ca36388113fd10d7a9a4ad61 


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