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 新型コロナウイルス感染の「陽性」と判定されていた阪神の岩田稔投手(37)が18日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で始動した。球団によると体調に問題はなく、17日までに核酸増幅法による検査を受検し、2回続けて「陰性」と判定されたことから自主練習を再開した。

 感染によって鼻づまりと味覚・嗅覚に異常を感じたという岩田稔は取材に「今はもう治りましたし、元気です」と回復を口にした。

 大阪桐蔭高2年の冬に1型糖尿病を発症。基礎疾患を持っていると重症化しやすいと言われていたため、感染予防に気を配っていたが、それでも感染した。

 「予防していても、なるときはなるんやなと思いました。割り切って、しゃあないなと思いながら」

 岩田稔は5日午前に実施した核酸増幅法による検査によって「陽性」と判定され、6日午後に西宮市内の病院で同法による検査を実施して「陽性」の確定診断を受けた。

 球団では事前に同法による検査の受検を義務付け、陰性確認者のみに球団施設使用を許可している。保健所から指示されて10日間の入院。身をもって経験したつらさを無駄にするつもりはない。

 「入院して、重症化しやすいという理由も分かりましたし、そういうことをいろんな人に伝えていけたらなと思います」

 隔離となると血糖値のコントロールが難しくなる。運動ができないから、インスリンの量や食事量の微調整が必要という。主治医と相談しながら血糖値をコントロールして、4日目あたりから落ち着いてきたという。

 「コントロールが普段できていない人は大変やろうなと思いました」

 出遅れているが、焦るわけにもいかない。

 「ゆっくり一歩ずつやっていこうかなと思います」

 今季でプロ16年目を迎える。昨季は1勝2敗。入団してからワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以外の優勝経験はない。

 「優勝したことがないので、優勝してみたいです。そのために必要なピースにならないといけないと思っている。どこで投げてもいいような状態にしていきたいなと思います」。今やベテランとなった左腕は矢野監督の胴上げを目指す。

中日スポーツ




19日の日刊スポーツ大阪版1面。1月上旬に新型コロナに感染した阪神岩田稔投手が自主トレを再開。1型糖尿病を抱えていることもあって10日間入院。前日17日までに核酸増幅法による検査で2回続けて陰性判定され、体調も戻ったため練習を再開した pic.twitter.com/ixqcNxrLoA



とりあえず退院出来て良かった😢 コロナ感染の阪神・岩田稔 10日間の入院終えて練習再開 「予防してもなるんやな、と」(スポニチアネックス)  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210119-00000050-spnannex-base 


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