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 ◇セ・リーグ 阪神7ー3広島(2021年5月2日 甲子園)

 阪神の先発・ガンケルは、5回7安打3失点で降板も佐藤輝の逆転グランドスラムもあって5勝目をマークした。

 今季ワーストと言える内容でも、粘りの投球で大量失点は回避。試合中、球団広報に託したコメントには、人柄がにじんだ。

 「調子も良くなかったし、相手を抑えることに苦労したところも多かったけれど、チームメートがよく守ってくれたし、逆転もしてくれたから本当に感謝している。感謝してもしきれないし、このままチームが勝ちきれるように一生懸命応援するよ」

 4月25日のDeNA戦では接触した相手チームの阪口を気遣うシーンが話題となり、Yahoo!リアルタイム検索では「ガンケル」がトレンド入り。「感謝してもしきれない」のコメントからはチーム屈指の“優男”の仲間への思いが溢れた。




ガンケル、今日は調子良くなかったんやろうけど、ギリギリ試合を壊さずに5回まで踏ん張ったのは評価したい。そして、佐藤が逆転弾を打ってガンケルに勝ち星をつけられたことは素晴らしい。先発投手が好投しても、打者が敵を打ち崩せないで無援護という日もあるから、たまにはこういう勝ち方もね。



近本が猛打賞と2盗塁したのも嬉しいし、ガンケルが調子悪かったけど勝ちついたのもデカいな


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