https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20220101-00273696

過去７度の寅年において、阪神タイガースは、ポストシーズンに３度進んでいる。その１度目は、１リーグ時代の1938年だ。当時は、大阪タイガースだった。この年は、春が優勝、秋は２位。優勝決定戦は、東京巨人を４勝０敗で下し、連覇を飾った。２度目は、1962年に初のセ・リーグ優勝を果たした。東映フライヤーズと対戦した日本シリーズは、２勝４敗１分。第１戦と第２戦に勝利を収めたものの、第３戦は引き分け、第４戦から４連敗を喫した。３度目は、直近の2010年だ。リーグ優勝の中日ドラゴンズと１ゲーム差の２位ながら、３位の読売ジャイアンツとのゲーム差はなかった。そして、クライマックス・シリーズのファースト・ステージで、読売に２試合続けて敗れた。
　頂点に立ったのは1938年の１度とはいえ、ポストシーズン進出が７分の３は、悪くない気がする。十二支のなかで、３度は球団最多タイ。丑年と並ぶ。こちらのポストシーズン進出は、1937年、1985年、2021年の３度。亥年も、2007年と2019年に、1947年の優勝（ポストシーズンなし）を含めると３度となる。他の干支は、いずれも２度以下だ。
　一方、干支とは無関係ながら、虎つながりということで、メジャーリーグのデトロイト・タイガースも調べてみた。阪神と区別するため、この記事ではデトロイトと表記する。寅年における日米のタイガース、阪神とデトロイトの成績は以下のとおりだ。
筆者作成

これ阪神優勝あるやろ今年こそ

100打席以上　打席数順

高山(28) 78試合 .206 3本 23打点 *7盗塁 36三振 20四球 OPS.572
井上(20) 68試合 .267 9本 40打点 *2盗塁 95三振 15四球 OPS.772
小野寺(24)68試合.317 6本 44打点 *9盗塁 36三振 30四球 OPS.851
小幡(21) 62試合 .290 0本 17打点 14盗塁 40三振 26四球 OPS.705
島田(26) 63試合 .344 3本 29打点 21盗塁 28三振 25四球 OPS.906 ★一軍
中谷(29) 59試合 .266 5本 26打点 *5盗塁 33三振 20四球 OPS.742 ●ソフトバンク
遠藤(20) 69試合 .203 0本 14打点 *0盗塁 42三振 12四球 OPS.508
板山(28) 47試合 .256 4本 20打点 10盗塁 29三振 15四球 OPS.749
長坂(27) 56試合 .219 0本 10打点 *2盗塁 40三振 17四球 OPS.567
高寺(19) 58試合 .162 1本 10打点 *2盗塁 28三振 17四球 OPS.510
陽川(30) 36試合 .258 5本 24打点 *3盗塁 36三振 16四球 OPS.816
江越(29) 30試合 .209 5本 *9打点 *5盗塁 50三振 *9四球 OPS.716
ロハスJr 33試合 .260 7本 20打点 *4盗塁 28三振 19四球 OPS.970 ★一軍


100打席未満　主な野手
熊谷(26) 22試合 .260 0本 *4打点 *4盗塁 13三振 *9四球 OPS.655 ★一軍
榮枝(23) 35試合 .230 1本 *9打点 *1盗塁 20三振 11四球 OPS.710
荒木(33) 45試合 .324 1本 10打点 *3盗塁 12三振 *7四球 OPS.832
木浪(27) 20試合 .359 1本 15打点 *1盗塁 *8三振 *3四球 OPS.835 ★一軍
片山(27) 35試合 .200 2本 *4打点 *2盗塁 12三振 11四球 OPS.690
俊介(34) 25試合 .290 0本 *2打点 *1盗塁 *3三振 *6四球 OPS.728