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◆JERAセ・リーグ 阪神2―1中日(13日・甲子園)

 助っ人の働きに明暗が分かれた。勝負強い一打で勝利の女神を振り向かせたのは、来日2年目のサンズだ。同点の8回2死、又吉の内角シュートを強振した。「フェンスを越えてくれ、という思いで走っていた。すごく興奮した。最高です」。自身6試合ぶりの一発は左中間への9号決勝ソロ。S砲が本塁打を放てば、昨季から引き分け挟んで12連勝と不敗神話を伸ばした。

 一方、新外国人ロハスは4タコで出場3試合快音なし。球団の助っ人野手のデビューから12打席連続無安打は09年メンチに並ぶワースト3位タイとなった(1位は20年ボーア18打席、2位は83年バース15打席)。矢野監督は「早くいい結果を出してほしい。ただ、きょうの練習は今まで見てきた中では一番いい感じだった。兆しは見えつつある」。昨季は韓国球界で47本塁打、135打点の2冠王(サンズは同19年の打点王)。本領発揮が待ち望まれる。




サンズが同点の八回、左中間に決勝の9号ソロ。矢野監督の通算300試合目を痛快な逆転勝利で飾った。貯金は今季最多の15。「甲子園でタイガースファンの前で打つホームランは、さらに雰囲気をよくしてくれますから。最高の雰囲気なんで、本当に気持ちよかった」 #サンズ  https://www.daily.co.jp/tigers/2021/05/14/0014324613.shtml?pg=amp  pic.twitter.com/OgQgFS0LD0





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