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 高知・安芸での秋季キャンプに参加している阪神・梅野が5日、来季に向けた打のテーマに「打球速度アップ」を掲げた。今季終了後、球団のトラックマン(弾道測定機)で自身のシーズン平均打球速度を分析したところ、12球団平均より少し遅い140キロ強だったことが判明し、ビジョンが明確になった。

 「4、5キロ速くなるだけでヒットがかなり増えることがわかった。来年までに上げていきたい」

 今キャンプで目標達成への策を実行中。芯の部分が金色に輝くマスコットバットを発注し、打撃練習の多くの場面で使用している。「インパクトで“パチンッ”と弾くように打てている時は数字もいい。芯を目立つ色にすることでその感覚を意識しやすい」。好調時のスイングを常に再現できるよう、色の変更という独特のアプローチをとっている。そして、その“パチンッ”が打球速度の向上につながると推測する。

 今季は3・4月、9月に月間打率3割以上を記録するなど、本領発揮すれば一流の数字が残せることを証明した。一方でシーズン打率・266、9本塁打はポテンシャルを考えれば満足できるものではない。新たに発注したマスコットバットで打球速度を底上げし「打てる捕手」への道を駆け上がる。

(巻木 周平)




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梅野⇒打球速度UPを公言 原口⇒バックスピンティーで長打力UP 阪神のFBRは捕手が先導してるわね


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