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 【トラとら虎】

 阪神の中野拓夢内野手(25)が目標の新人王に猛アピールを続けている。セールスポイントは足と好守としぶとい打撃。チームが16年ぶりの優勝を飾るようだと、貢献度も加味されて評価はさらに高まるのではないか。


 昨冬、入団が決まったときの第一声が忘れられない。「新人王をとりたいです」。171センチ、69キロと小柄なドラフト6位選手がでっかい抱負。取材陣はただの目標と聞き流したが、秘めた自信はかなりのものだった。

 ショート木浪の不振で開幕14試合目に初スタメンのチャンスが訪れる。4月10日、甲子園のDeNA戦。4打数1安打1打点1盗塁。チームの10勝一番乗りに貢献したのをきっかけにレギュラーの道を突き進んだ。

 いまでは近本との快足1、2番コンビは阪神の売り物の一つ。打線の勝負手になっている。10月1日現在、近本が打率・313、23盗塁なら、中野は打率・272、24盗塁。盗塁王のタイトルを同じチームで競うのは珍しい。

 球団OBは「中野は攻守走の全てにルーキーらしからぬ持ち味を出している。小柄ながら強靱(きょうじん)でスピード感に富む。打撃では内角球をうまくさばけるのが大きな武器」と評価する。

 それにしても今年の新人王争いのレベルは高い。投では広島・栗林がストッパーとして大活躍。同日現在、44試合に登板、28セーブ。一方、野手では中野の他、DeNA・牧が二塁に定着して打率・289、21本塁打、65打点、阪神・佐藤輝は目下極度の不振だが、打率・243、23本塁打、60打点と及第点の成績を残している。

 「最後は失速の佐藤輝を除く3人の争いだろう。もし、阪神が優勝して中野がこのまま盗塁王のタイトルをとるようなら、MVPと同じようにチームへの貢献度を認められて選考票はかなり伸びるはず」と球団関係者は予測している。 (スポーツライター・西本忠成)




新人王レベル高すぎ 佐藤輝明 牧 秀悟 栗林 良吏 中野拓夢 伊藤 将司 奥川恭伸 もう全員新人王でいいよ。



というか今新人王争いしてる中で タイトル狙えてるの中野拓夢だけやん(今更) まあ、タイトルだけで考えるわけではないけどもね?  https://twitter.com/ht_no25/status/1444424457326514180 


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