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 阪神タイガースの親会社にあたる、阪急阪神ホールディングス(HD)株式会社の「第184回 定時株主総会」が15日、大阪市内で開催された。阪神に関する株主からの質問に答えた谷本修球団オーナー代行(57)が総会後に取材に応じ、次期監督について役員として初めて言及。矢野監督の最終シーズンが終わるまで新監督を明かすことはないと断言するとともに、生え抜き中心のチーム作りを来季以降も継承していくことを強調した。

 立場が変わっても、チームへの愛情は不変だった。チーム編成責任者としてらつ腕を振るってきた経歴を持ち、現在は阪神電鉄で取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長を務める谷本オーナー代行。チームがV字回復を見せ始めた今だからこそ、次期監督の話題について“封印”することを宣言した。

 「もちろん準備は進めないといけないですけど、仮に(新監督が)決まったとしても、シーズンが終わるまで言うことは絶対にない。矢野監督最終年のチームの戦いに集中させてあげてほしい」

 この日行われた株主総会では、矢野監督のキャンプイン直前の退任表明について「あんな自分勝手な人おらへんでしょ」とし、『予祝』として行ったキャンプ中の胴上げも叱責(しっせき)する声があがった。さらにその株主は「アメリカ大統領や日銀総裁みたいなもんですわ。阪神の監督も次、誰になるか気になるんです」と訴えていた。誰もが気になる事案だが、それを封印してシーズンの戦いに集中してもらう。

 一方で交流戦での逆襲が始まった直後だからか、開幕から大きくつまずいた今季の成績に対する“お小言”はなかった。谷本オーナー代行も「去年、優勝争いをして負けた悔しさっていうのも、彼らを支えているんじゃないかと思いながら見ています。チームとしてはまたひとつ苦しんだ分、戦力も上がってきたのでは」と現況に手応えを感じている。

 特に力説したのは交流戦途中から始まった“生え抜きクリーンアップ”の躍動だ。3番・近本、4番・佐藤輝、5番・大山。ドラフト1位の3人が主軸として引っ張る形を「この25年間でたぶん初めてだと思う」とドラフト戦略、入団後の育成方針の成果を喜ぶ。

 だからこそ「そこはチームとして継承しながら」と強調。新監督の下で迎える来季も、外国人やFA選手に頼りすぎず、生え抜きの中心選手を育てていく方針を継続していくことを誓った。

 総会で谷本代行は「金本前監督から矢野監督に引き継がれて、ようやく芽が出るのかなというところに来ている。ペナント奪回を誰一人としてあきらめていません」と力を込めた。ブレることのない方針で、この先もチーム強化を図っていく。




【ブレないデイリー】今日の一面 阪神 新監督問題“封印” 谷本オーナー代行「シーズン終わるまで言わない」 記事はコチラ→ https://www.daily.co.jp/tigers/2022/06/16/0015390053.shtml  #タイガース #阪神 #ブレないデイリー pic.twitter.com/wD7ZTScNRz



谷本さんのコメントを読むと育成路線かな。 ファームの施設も新しくするから当然か。 次の監督の事は言わないにしても 誰になるかはもう決まってるのかな。 #阪神タイガース 阪神 新監督問題“封印” 谷本オーナー代行「シーズン終わるまで言わない」 #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/88f0930df4c19fd729cbbb1eaa293e0ca4e60a3a 


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