23年は「アレ」で明るい話題盛りだくさん!? 日刊スポーツは年末恒例「阪神ファンアンケート」をニッカンスポーツ・コムで今月中旬に実施。「ファンが選ぶ2022阪神10大ニュース」では、開幕9連敗など歴史的出遅れ関連が1位と3位にランクインした。ニュースター湯浅京己投手(23)の台頭、岡田彰布監督(65)の再登板など、来季への期待が膨らむニュースも上位に食い込んだ。
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目を疑うような開幕直後の衝撃的な“大事件”が、22年の阪神を象徴する出来事となった。10大ニュースの1位は「開幕9連敗、17試合でわずか1勝と開幕から歴史的低迷」(308票)。さらに3位には「開幕戦でヤクルトに7点差逆転負け」(191票)。プロ野球史に残る地獄のスタートが、虎党の脳裏に深く焼き付いていたといえる。
4位に入った春季キャンプイン前の「矢野監督が1月31日に今季限りでの監督退任を明かす」(187票)も、大きなインパクトを残した。退任会見では「結果的に開幕のスタートにつまずく原因になった可能性もある。迷惑をかけてしまったというのは素直な部分ではある」と振り返っていた。「開幕9連敗はやめてね!」(大阪府40代女性)「苦しいスタートでしたが、例年以上に1勝の重みと喜びを味わえました」(大阪府30代男性)など、前向きに捉える虎党もいた。
もちろん、暗い話題ばかりではない。2位には「湯浅が彗星(すいせい)のごとく現れ8回の男、ポストシーズンでは守護神に」(193票)がランクイン。昨季までわずか3試合の登板だった右腕が、4年目で潜在能力を開花。最優秀中継ぎ賞を受賞し、リーグを代表する右腕へと成長を遂げた。7位は「エース青柳が投手3冠」(86票)。生え抜き右腕の快挙は、チームにもファンにも希望をもたらした。
5位は「岡田新監督誕生。さっそく「アレ(=優勝)」が浸透」(147票)。今回のアンケートでの虎党支持率は9割を占め、「来年めちゃくちゃ期待してます!」(大阪府30代女性)、「負けている試合でも、逆転勝ちした1985年の再現を!」(広島県60代男性)と、新体制への期待の声が多数寄せられた。来季は開幕好発進を決め、「アレ」をたぐり寄せる。【古財稜明】
◆阪神ファンアンケート ニッカンスポーツ・コムで23年シーズンへ向けたアンケートを12月18日から25日の1週間実施した。年末恒例企画で、昨年の10大ニュースの1位は「12球団最多77勝もヤクルトにゲーム差なし勝率5厘差の2位に」だった。
○…開幕を出遅れた反動もあり、シーズン中に巻き返したニュースもトップ10入りした。6位には「借金16を返済し勝率5割で後半戦スタート」(109票)、8位には「熾烈(しれつ)な3位争い制しCSへ。ファイナル進出」(71票)が入った。泥沼のシーズンインから、結果的には4年連続Aクラス入りを果たした。
○…フロントへの要望を聞いたアンケートでは、昨年に続き2年連続で「3軍制度など育成の強化」(188票)が最も多かった。2位以下は「大物外国人の獲得」(138票)、3位は「練習環境の充実」(133票)、「積極的トレード」(52票)だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e50138bf517c9447d6a2b8a68ad803d94292b024