阪神の矢野燿大監督(51)が20日、12球団監督会議後にオンライン取材に応じ、この日に球団から発表された1、2軍春季キャンプの当面の無観客について言及した。
「野球をやれるというのは当たり前じゃないんで。僕たちも寂しいし、ファンの方々は残念に思ってくれる方がたくさんいてくれているかなと思う。やらせてもらえることに感謝して、来てもらえる状況になった時に喜んでもらえるキャンプにしようと」
同様に無観客で始まった昨季の開幕前には「ファンともっと! プロジェクト」と題し、監督、選手らで考案したファンサービスを実施。試合中の一塁ベンチ内にファンからの応援メッセージや似顔絵を飾ったり、ホームランボールに直筆サインを入れてプレゼントするなどした。
「こういう時だからこその発見、新しい楽しみ方とか伝え方が出てくる可能性はあると思う」と話し、今キャンプでもできる範囲でのファンサービスを検討していく。
@sn_baseball_jp 昔の南海ホークスは巨人の二軍よりファンの数が少なかったです。