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 阪神の岡田彰布監督(65)が佐藤輝明内野手(23)に三塁での「全試合フルイニング出場」指令を下した。「3打席打ったら守備固めという選手になったら困る」と語り、球団史上4人目となる「ホットコーナーの番人」となることを命じた。一人前に育てるために、馬場敏史内野守備走塁コーチ(57)は、心を鬼にして、春季キャンプで猛練習を課すことを宣言した。

 秋季キャンプで佐藤輝に厳しい言葉を浴びせてきた岡田監督だが、それは期待の裏返しだ。三塁に専念させる新たなシーズンは絶対的な戦力と位置付ける。

 「ポジション的にも打順的にも、ずっと主力を張らなあかんわけやから。3打席打ったら守備固め(を出される)っていう選手になったら困るからな。やっぱり、全部出てな」

 そう語り、全試合フルイニング出場を厳命した。球団史上、三塁でシーズンフルイニング出場をしたのは、わずか3人しかいない。「100万ドルの内野陣」の1人、故三宅秀史、レジェンドの掛布雅之、名球会入りの新井貴浩で、三者ともに優勝争いをした年にそれを達成している。特に目を引くのが掛布だ。唯一出ずっぱりだった85年に、球団史上唯一の日本一を成し遂げた。猛虎には、“チーム好成績の陰にホットコーナーの番人あり”という法則が存在するといっても過言ではない。

 ただし、現状の佐藤輝の守備力では「4人目」に名を連ねられるかどうかは不透明だ。大学時代に守った念願のポジションに就くものの、プロ入り後は右翼が主戦場のため、特訓が不可欠。しかし、昨秋のキャンプでは軽率なプレーが目立ち、特守では背中の張りを訴えて離脱し、岡田新監督を落胆させた。

 課題多き主砲を預かる馬場内野守備走塁コーチは、秋に鍛え損なった分、春季キャンプでイロハをたたき込む考えだ。「あの子は基本をもっとやらないといけない。(課題は)捕球もスローも全部」。指揮官の理想のラインまで実力を引き上げるために、「俺は佐藤に甘やかすことはしない」と妥協しないことを宣言。全てはアレ(優勝)のために――。2月の沖縄・宜野座に、ノックの雨が降る。(倉世古 洋平)

 ○…三塁手としてシーズン全イニング出場は、15年の松田(ソ)が最新。セ・リーグでは09、10年に新井貴浩(神)が2年連続で記録して以来。阪神の選手では前出の新井のほかに、三宅秀史(58、59、61年)、掛布雅之(85年)の3人で6度達成している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b49f1c3d5cf74dfa021a4f0034e59eb3d44db82


阪神・佐藤輝明にロックお~ん 岡田彰布監督が守備強化指定選手と予告「3打席立って守備固めっていう選手になったら困る」  https://www.sanspo.com/article/20230125-EOCM5FVVKBMK7FTVJYIL2M67A4/  おーん、そらそうよ



口では色々と佐藤に厳しい事言うてる岡田監督やけど、内心はめちゃくちゃ期待してると思うし、4番サード掛布ならぬ、4番サード佐藤を目指してやって欲しいと願ってると思う! 頑張れ!テル!  https://twitter.com/SANSPOCOM/status/1618005597349384195 


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