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 【畑野理之の談々畑】午後1時15分に降雨中止が発表されたが、この日も阪神はヨハン・ミエセスが「6番・右翼」で先発出場だったそうだ。デビュー戦だった5日の広島戦で特大ソロを左翼席へ放り込んでいる。雨は残念そうだったが、それでもレインコートの少女にバットを手渡しでプレゼントするなど、よほど気分がいいのだろう。

 開幕6番は森下翔太だったが、島田海吏、板山祐太郎、梅野隆太郎、井上広大、佐藤輝明、小野寺暖と続き、ミエセスが今季8人目。岡田彰布監督も中軸の後ろを打つ打順が流動的で頭を抱えていたが、ようやくミエセスで固定できるかもと期待を寄せている。

 5日の広島戦の4回、秋山翔吾の右中間への大飛球好捕を例に出し、「守備でも全然、使えるよ」。21年夏の東京五輪にはドミニカ共和国代表で出場して左翼を守っていたが、指揮官は「2月のキャンプ序盤に“おれはライトの方が得意なんだ”とか言うたんよ(笑い)。守ってたのはレフトやのに、(阪神では左翼には)ノイジーがおるからそう言うたんやろ。現金なやっちゃ」と明かして、笑った。まだ27歳。2年、3年後の成長した姿をみて獲得した。すでにお調子もの認定だが、決して嫌いではなさそうだ。

 15年ぶりに指揮を執る岡田監督の助っ人操縦術に注目してきた。2月のキャンプ中にブルペンに入りたがらないブライアン・ケラーには「日本の野球をナメたらあかんよ」と叱責(しっせき)した。春季キャンプ中に右膝を痛めたジェレミー・ビーズリーには「1年間かけて治したらええねん。アカンかったら日本人投手がおる」と突き放して危機感をあおった。ここまで遠慮せずに発言できる指揮官は今では珍しくなった。一方で日本のストライクゾーンに悩むシェルドン・ノイジーには「カリカリするな、気にせんでええ」とフォローもしている。

 2年目のカイル・ケラーはこの日、雨の中を歩いていた。マツダスタジアムは室内練習場からは約100メートルの距離があるが、練習後に引き揚げる際に「good rain!」とニコニコ顔で中止を喜んでいるかのよう。阪神広報が差し出した傘を受け取らず、全身びしょぬれになった。獲得前の紹介映像では把握できなかった5人さまざまな性格。岡田監督はいま、硬軟使い分けて接している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5dad41af0bd73e6c781f6392a476dadc3d680d0c


選手時代から外国人選手のコミュニケーションが上手かった。MLBでホームラン王になったセシル·フィルダーは、「オカダは色々と親切にしてくれた。」と 硬軟使い分ける阪神・岡田監督の助っ人操縦術 突き放し、危機感をあおり、時にフォローもする(スポニチアネックス)  https://news.yahoo.co.jp/articles/5dad41af0bd73e6c781f6392a476dadc3d680d0c 



これも上げ気味記事やなあ → 硬軟使い分ける阪神・岡田監督の助っ人操縦術 突き放し、危機感をあおり、時にフォローもする― スポニチ Sponichi Annex 野球  https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/05/07/kiji/20230507s00001173091000c.html 


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