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 岡田色に染まれ――。阪神・佐藤輝明内野手(23)に恩師から猛ゲキが届いた。

 虎の背番号8はプロ2年目の今季、チームでただ一人全143試合に出場し、打率2割6分4厘、84打点とルーキーイヤーを上回る数字をマーク。昨季は12球団最多の173を記録した三振数も137にまで減り、四球数は25から41へと増やした。

 課題としてきた確実性は間違いなく上昇。ただその一方で、佐藤輝の最大の魅力だった本塁打数は前年の24を下回る20にとどまるなど、成果と課題が拮抗したまま3年目のシーズンを迎える格好となった。

 母校・近大野球部在籍時代、まだ無名選手だった佐藤輝を発掘、育成しプロの世界へと送り込んだ田中秀昌監督(65)は「やはりどうしても全体的に〝小さく〟なってしまったように見えますね。最大の魅力だったフルスイングだけは忘れないでほしいです。三振の数はそれほど気にせず、強く振ってほしい」と今季の佐藤輝を評した上で「その点に関しては、岡田さんがうまく指導してくださると思います」と虎の新指揮官・岡田彰布監督の手腕に期待を寄せる。

「佐藤はね、今年のシーズン中もユニホームの第1ボタンを外していたでしょ。気になってLINEで『大山選手ですらボタンはとめているんだから』と注意したんですが、右から左に聞き流された(笑い)。決して横柄なタイプじゃないんです。ただ、まあビックリするほどのマイペース人間ですからね。ところが岡田さんが監督になってから、急にボタンをとめるようになって…(笑い)。ああいう厳しさを持ち合わせた指導者のほうが佐藤には合うのではないでしょうか」(田中監督)

 指導者としてのキャリア、実績、貫禄すべてを持ち合わせた〝昭和のうるさ型〟監督こそ、佐藤輝には適しているとの見方だ。

 11月の秋季キャンプ(高知・安芸)では佐藤輝を「入団当初が一番良かった。今は直接指導を施す段階ですらない」と〝酷評〟して波紋を広げた岡田監督だが、これらの発言が虎の未来を担う規格外男への大きな期待への裏返しであることは、誰の目から見ても明らかだ。〝岡田カラー〟に染まったシン・サトテルは来季、どのような姿を見せてくれるのか――。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d82f735c6de2f5284ec7296397014608ad9a210a


矢野さんみたいに野放しにはしてもらえないでしょうからね。 【阪神】佐藤輝明は岡田新監督にハマる! 近大の恩師が見逃さなかった〝最初の変化〟|東スポWEB  https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/248644 


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