
阪神の青柳晃洋投手(27)が30日、自身初となる最多勝のタイトルを確定させた。13勝で並び残り1試合を残していた広島・九里が出場選手登録を抹消されたため。
柱とした期待された西勇が精彩を欠く中、開幕からローテーションの中心としてフル回転。昨年の開幕前に矢野監督の前で自ら宣言し、個人的に目標としてきた13勝にも到達した右腕は「最多勝を獲れることは素直に嬉しいですし、目標としていた数字を達成できたことは良かったですが、やはりチームが優勝できなかったことは悔しかった。クライマックスシリーズ、日本シリーズと続くのでしっかりそこで勝てるように頑張ります」とポストシーズンへ決意を新たにした。今季の青柳は25試合に登板し13勝6敗、防御率2・48の成績を残した。