阪神・石井大智投手(25)が24日、鳴尾浜で自主トレを行い、ヤクルト・村上に雪辱を誓った。「そういう打者を抑えないと、いいところで投げられない。湯浅、浜地にも聞きながら自分的に考えたい」。同僚に助言を求めながら、来季は史上最年少三冠王のバットを封じ込める。
今季の対戦は7月31日の1打席だけだが、同点の延長十一回に勝ち越し2ランを浴びた。村上はこの一撃で3打席連発となり、さらに次戦も2打席連発。プロ野球新記録の5打席連続本塁打の3発目を石井が献上した。
高めへの失投を甲子園の左翼席に運ばれた。2ボールからカーブを選択したことに「全く後悔はない」というが、「決めたいところに決められなかった。自分の技術不足が悔しい」と唇をかみしめる。
プロ初勝利、初ホールドのためにも強打者斬りは必須だ。「そういう打者を抑えられるように、来年もそういう機会をいただけるように頑張っていきたい」と力を込めた。オフも無休で体を動かし、3年目となる来季の飛躍に備える。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab7d300fcf20aa02d9cc7cbf2004ded8196d1a3a