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 7月の世界戦で王座に返り咲いたプロボクシング・ミドル級の村田諒太(33)が、崖っぷちの虎に「リベンジ魂」を説いた。

 村田は6日のヤクルト-阪神戦(神宮)の試合前に、両チームの練習を見学。ロンドン五輪出場時、評論家兼キャスターとして現地に赴いた阪神・矢野燿大監督(50)と久々に再会し、指揮官から「一度負けた相手に勝つというのは、メンタル面などで難しかった?」などと“取材”されたという。

 村田いわく、星野政権下の2003年のリーグ優勝以来、気になる存在の阪神はこの日、断トツ最下位のヤクルトを相手に2-3で敗戦。1ゲーム差内にひしめく上位3球団に引き離され(同日現在、3位に5・5ゲーム差の4位)、このままBクラスが固まりかねない正念場だ。

 シーズン終盤に差しかかるこの時期に、例年大失速を繰り返す阪神が現状を打破するには、関西に本拠地を置く球団らしく「ノリの良さ」で再浮上のきっかけをつかめと、村田は強調する。

 「オリックスの『がんばろうKOBE』のような外的要因(1995年の阪神淡路大震災)とか、人は(理由があれば)何か頑張れたりするものだと思う。関西人は“ノリ”で生きているところもあるんで。ノリに乗っていければ、チームもまた乗っていけるでしょうし。そのノリを持っておけばいいのでは」。村田自身、奈良県出身で生粋の関西人だけに、その心得はしっかりと理解できている。

 これに反応したのがこの日、今月2度目の猛打賞をマークした糸井嘉男外野手(38)。村田が一塁ベンチからトス打撃をする「虎の超人」に熱視線を送っていたことを告げると「ホンマ!? 俺の方が(村田の)ファンやで!」と喜んだ。

 世界チャンプの助言にジッと聞き入った後、「俺も“セクシー”始めようかな」とうなずいた。7月30日、ラテンのノリで明るく振る舞い「セクシータイム」のニックネームが定着している新助っ人・ソラーテがサヨナラ弾を放った際には、ガルシアを交えて3人でコミカルな動きを見せるなど、村田の案を体現する資質は十分だけに期待は大きい。(山戸英州)





【阪神】 村田諒太氏 人生初サインは矢野監督だった  https://www.nikkansports.com/baseball/news/201908060000798.html  「人生で初めてもらったサインが矢野さんだった」 矢野監督 「負けた相手に勝つというのはメンタルとか難しかったでしょう」 村田諒太 「そんなことないですよ」 (ニッカン)


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