阪神・岡田彰布監督(65)が25日、「4番・梅野」プランをぶち上げた。巨人戦(甲子園)が雨天中止。室内練習場での練習後、この日の打順について「梅野の4番だけや、決めとったんは」と真顔で明かした。
煙幕か、本気か? 10年目の扇の要はプロ入り以来、先発4番はなく、今季打撃成績は打率1割2厘、0本塁打、3打点。ジョークとばかりに報道陣から笑いが漏れたが、指揮官は表情を変えず「え? ホンマや」。続けて「相手も警戒するやろ。フォアボールがあるかも分からん」と説いた。
中日との前カードは3戦4得点と貧打に泣き、1勝2敗で負け越した。開幕からの1試合平均得点は2・8。「打つ者を探さな」と入れ替えや打順変更も示唆していたが「見つからんかった」と笑った。しかし、通算44本塁打の梅野はヤクルト戦の11本に次ぎ、10本を巨人戦でマーク。昨季もカード別最多の3本塁打を放った。先発予定だった戸郷からもアーチをかけており、カンフル剤にしたかった意図も透ける。
昇格候補として、身内の不幸で一時帰国し、20日に再合流したミエセスの名前も挙げたが、願うのは現状メンバーの奮起。「このまま、終わるわけじゃないからな。そのままなら、その前に2軍に落ちるわ。どこかできっかけをつかむとかな」。自らのタクトを駆使しつつ、打線の本領発揮を待つ。(宮崎 尚行)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff61ac9ab797f5496cf3cf8d5f2e3dca5f7eb689
【岡田監督の掲げる4番・梅野論】
あかん朝から笑いがとまらんww https://twitter.com/Dorapeinet/status/1650954277186326528 …