2
<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ3-11阪神>◇4日◇ZOZOマリン

原口とレギュラーの座を争った男が試合を決めた。阪神梅野隆太郎捕手(27)が交流戦では2年ぶり、2試合連続V弾となる5号決勝ソロで勝利に導いた。原口が1軍に合流した中でも、正捕手として存在感を十分に見せつける1発。梅野弾の不敗記録も昨季から10試合に伸ばした。

一振りで仕留めた。3-3の同点で迎えた5回1死。先発涌井の3球目、外角への144キロ直球をフルスイング。捉えた逆方向への打球は千葉の夜空に舞い上がり、ZOZOマリン特有の強風にも乗った。長い滞空時間を経て、今季から新設されたホームランラグーンの右翼席に着弾した。

「相手投手の一番いいボールの真っすぐを狙って打つことができた。しっかりコンパクトできた。何とか入って良かった」

交流戦では17年6月11日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、2年ぶりの1発。6回5安打3失点で粘りの投球を見せた先発メッセンジャーに3勝目をもたらす貴重な一打で試合を決めた。

この日から原口が1軍に合流し、復帰初打席でタイムリー二塁打を放った。「厳しいところからで、かっこよすぎる」と、同じ捕手としてレギュラーを争ってきた仲間の復活を喜んだ。 「けがの功名」はコンパクトな左足の踏み込みを生んだ。4月2日巨人戦で左足薬指を骨折。3割台後半を推移していた打率は、月が変わると2割台に割り込んでいた。転機は5月中旬。打席で自打球が左足を直撃すると、心配する周囲をよそに笑い飛ばした。「当たったから、また打てるわ!」。無理に踏み込めないから、体は前に突っ込まない。再びバットは快音を奏で、安定して3割台をキープしている。

矢野監督は「リュウ(梅野)もすごい。流れが行ったり来たりしている中での、あの1発やった」と絶賛した。梅野が本塁打を打てば、今季はこれで5戦全勝。昨季からも6月27日DeNA戦(横浜)から10連勝だ。頼れる男の1発で、交流戦の幸先よいスタートを切った。【奥田隼人】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-06041135-nksports-base





梅野ホームラン不敗神話継続!



原口のことが大きすぎてるけど、地味に梅野の不敗神話も続いてるやんw


続きを読む