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高校野球鹿児島大会:鹿児島商10-0明桜館(6回コールド)>◇5日◇1回戦◇平和リース球場 【写真】1回鹿児島商2死一、三塁、左前適時打を放つ斉藤 鹿児島大会の1回戦6試合が6日に行われ、元プロの横田真之監督(58)率いる古豪・鹿児島商が95年以来14度目の全国切符へ向け快勝発進した。ロッテなどで俊足巧打の外野手として活躍した指揮官の指導で打撃が向上。明桜館を11安打10得点の6回コールドで撃破した。    ◇   ◇   ◇ 鹿児島商が古豪復活へ快勝発進だ。1回にタイムリーや押し出し死球の2得点で勢いづき、3回2死一塁で代打・四元翔(3年)が右越え適時三塁打を放つなど打撃爆発で6回コールド。投げては4投手のリレーで無失点に封じた。投打がかみ合い、横田監督は「いいスタートが切れた」と納得の表情を見せた。「投手を助けないよう伝えた。無理して難しい球を振らないよう自分のペースで力を抜いて打席に立つよう指示した」と打線に助言を送り、ナインが力を発揮した。 95年に現役を引退し、16年に学生野球資格を回復。同年4月から鹿児島商コーチに就任し、19年12月から監督を務める。夏の甲子園出場をかけた地方大会はこの試合が初采配となった。現役時代は俊足好打の外野手。先制適時打の斉藤優一朗外野手(3年)は「横田監督に代わり、打撃が得意になった」と話す。 長男で元阪神・慎太郎さん(26)の存在も励み。脳腫瘍からの復帰を目指していたが19年に引退。「息子は大きな病気をしたが最後まで諦めなかった。その気持ちを選手にも伝えたい」。「横田イズム」で鍛え上げた打線を武器に、春夏通算26度目の甲子園出場を狙う。【菊川光一】




鹿商の監督って横田くんのお父さんか



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