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<阪神15-0巨人>◇27日◇甲子園

 阪神大山悠輔内野手が、死球禍をはね返す2号弾で、力投する伊藤将を支えた。8-0の6回1死から巨人鍵谷のストレートを捉えて左翼スタンドへ。「(カウント1-2と)追い込まれていましたが、しっかりと自分のスイングをすることができました」と8試合ぶりの1発を振り返った。

 甲子園のスタンドが騒然となったのは3回。近本の2号弾から始まった11人攻撃のさなか、巨人山崎伊から右腕に死球を受けた。めったなことでは表情を変えない大山が痛みに耐えかねるような姿を見せ、治療のためにベンチへ。だがすぐにグラウンドに戻り、中盤に貴重な中押し弾を放った。

 「(伊藤)将司がよく頑張って投げてくれていたので、1点でも多く(援護を)と思っていました」と復活した左腕の好投に心を熱くし、打撃で助けた。8回には中前打も放って、22日中日戦以来のマルチ安打。死球の痛みも、試合後は「大丈夫です」と力強く言い残し「明日に向けてしっかり準備したい」と28日からのヤクルト戦(神宮)に目を向けた。



 ○…阪神中野がダメのダメを押した。3点を追加し12-0とした8回2死満塁。中野は右翼へ走者一掃の適時三塁打を放った。1、2打席目にヒットを打っていたが、その後3打席は三振2つと凡退していただけに「最後の打席打つ、打たないは全然気持ちの持ちようが違いますし、明日につながる打席だったと思う」と喜んだ。3安打3打点の活躍で、同期入団の伊藤将の今季初勝利を後押しした。



 ○…阪神佐藤輝がプロ初の1試合2死球を受けた。2回に山崎伊から死球。4回には代木のカーブが直撃した。スタンドからは抗議のようなうなり声があがったが「そんな怖い球じゃなかったので、デッドボールも」と気にしていなかった。3回無死満塁では二塁への適時内野安打で今季最長の4試合連続安打をマーク。完封勝利を挙げた同期入団の伊藤将ついては「コントロールがよくて、頼もしいです」とたたえた。



 ○…阪神ノイジーが不調のトンネルを脱出した。3回に16打席ぶりの安打となる左前打。さらに4回には右前打を放った。今季8度目のマルチ安打を早々に決めた。前日26日の試合後「ノイジーが一番悪いかもわからん」と心配していた岡田監督は、試合前に「あんまり考えこむな」と助言。指揮官は「けっこう細かいところチェックするタイプというかな。でも今日は2本出たからな。明日から違うと思うよ」と期待した。



 ○…阪神木浪が今季3度目の猛打賞の活躍で、勝利に貢献した。2回に坂本の先制打に続き、犠飛で追加点。さらに3回1死二、三塁の場面では、巨人2番手代木の初球を中前適時打。7、8回にも安打を放ち大勝の演出する一員となった。木浪は「初球から行くことしか考えてなかった」と振り返った。3割5分4厘と高打率だが「打率のことは考えてない。自分にはチャンスメークという役割があると思う」と冷静だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e3be3161fa7f96941c7eee034f01304ab601297


大山くんが死球受けた時自分のカメラで見た表情が痛そうで倒れそうなくらい(座ってたのに)心配したけどそのあとホームラン、マルチヒットでたしよかった😌他も色々今日は良かった



【阪神】球場騒然!佐藤輝明がプロ初の1試合2死球 大山悠輔も死球受けスタンドからうなり声  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202304270001249.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp  そりゃうなり声も上がる


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