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<WBC:日本6X-5メキシコ>◇準決勝◇20日(日本時間21日)◇ローンデポパーク(米フロリダ州マイアミ)

 侍ジャパン湯浅京己投手(23=阪神)の踏ん張りが、逆転サヨナラ勝利につながった。1点リードを奪われた8回1死一、三塁。3番手で登板でローンデポパークのマウンドに立った。メキシコファンの大歓声が響く。極めて厳しい局面を託された。

 「ああいう場面ですけど準備はしていました」

 アメリカで初マウンド。いきなりフルスロットルだ。ブルワーズで昨季35発の4番テレスを137キロフォークで空振り三振。「押し切れたことはすごくよかった」。5番パレデスにも150キロの直球を丁寧に外角低めに集め、堂々と勝負した。最後は低めのフォークを転がされ、左前への適時打。1点を失ったものの、左翼吉田の好返球で2点目は阻止した。

 「そこまで高いボールじゃない。自分の中では投げ切れたと思う。もうちょっと低く投げれば最高だったけど、飛んだところが悪かったかなと。正尚さんに助けてもらった。1点で止められてよかったです」

 かねて「完全アウェーの中でも大丈夫」と語ってきた右腕。宣言通り「マウンドに立ってからはそこまで気にすることなく、自分のピッチングできたと思います」と強心臓で最少失点に食い止めた。

 昨年の開幕前は、プロ通算3試合にしか登板していない無名投手だった。それでも「その時からWBCに出たいとは思ってましたよ」と、平然と言う。幼少期から父栄一さん、母衣子さんに「自分のやりたいことをやりなさい」と教え込まれてきた。常にやりたいこと、目指したいことがハッキリしている男だ。

 福島・聖光学院、その後の独立リーグも自らの強い意志で選んだ進路。先発の夢も、メジャーへの憧れも「だって、ピッチャーやってたらみんな思うことだと思いますよ」。湯浅にはいたって普通のことだ。心の辞書に不可能の文字はない。やりたいようにやる。生きたいように生きる。イメージを具現化し、目標を達成できる男にはアメリカのマウンドも「いつも通り」だった。

 9回には同い年の親友、大勢(23=巨人)が登板。無失点で“ガチアツリレー”を完成させた。ともに状態はいい。21日(日本時間22日)、アメリカとの決勝で再びリレーの可能性もある。「世界一とりたいので、しっかり準備して頑張ります」。多くの報道陣に囲まれた取材の最後、きっぱりと言い切った。【中野椋】

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d1e8b1bd5152a477ad9cd40b1701028668c6a5f


【侍ジャパン】「自分の中では投げ切れた」3番手・湯浅京己投手 最少失点でしのぎ流れ呼び込む(日テレNEWS)  https://news.yahoo.co.jp/articles/d12e5ea5851052130c3519c1bd2333e5666cfb69  あの極限の緊張の場面で、堂々と いつも通りの球を投げれるのは、本当に凄いです!お疲れ様でした。 #WBC #湯浅京己 #BCリーグ #富山GRNサンダーバーズ 出身



いい仕事してますよ! #我らの湯浅 #WBC #侍ジャパン 両親が三重県尾鷲市出身なので 勝手に親近感を持ち応援している 「#湯浅京己 」選手 三重県尾鷲の星!  https://twitter.com/news24ntv/status/1638043398581137409 


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