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 阪神タイガースは12月20日、大山悠輔内野手が一般女性と結婚したと発表した。主将を務めた2021年シーズンは、打率2割6分、21本塁打、71打点。チームを劇的勝利に何度も導いた一方で、好不調の波に苦しんだ。大山は球団を通じて「このたび、お付き合いさせていただいていた方と結婚いたしました。家族や、支えてくれるすべての方をもっと喜ばせることができるように、これからも1日1日を大切に頑張っていきます」とコメントを出した。

 気になるお相手は、三重県出身の梨子(りこ)さん。3年間の交際を実らせたという。

「息子から突然、『今年結婚する』と言われてね。嬉しかったですよ」

 そう喜びを語るのは、茨城県下妻市に住む大山の父・正美さんだ。正美さんは、市内の蕎麦店「そば処きぬ」を営みながら大山を育てあげた。

「普段は息子とプライベートな話をしないので彼女がいることすら知らなかったんですよ(笑)。年齢も年齢なので、彼女がいてもおかしくないとは思っていましたが…。結婚するから紹介したいと10月下旬に言われ、12月に梨子さんを連れてきてくれました。第一印象は、綺麗な方だなあと。愛嬌もすごくよくて、女優の北川景子さんに似ていました」

 大山選手を支えるため、アスリートフードマイスターの資格を取得した梨子さん。料理の腕前は抜群だという。

「毎日の料理がすごくおいしいと自慢していました。野球選手はいい時も悪い時もありますし、SNSでも色々いわれる時代です。近くで息子をでカバーしてくれる人がいると、親としては安心ですね」

 1月10日から沖縄で自主トレをおこなう予定の大山。まだ挙式の日程は決まっていないという。生涯の伴侶を得た息子に対する期待はさらに高まる。

「2021年シーズンは、調子を崩してスタメンから落ちたこともありましたが、体だけは元気なのがよかったですね。2022年はまず年間フル出場を目指してほしいです。欲を言えばホームラン王も狙ってほしいな(笑)」

 ちなみに、昨年本誌が正美さんを取材した際には、息子が自分のつくる蕎麦を食べてくれないと嘆いていた。その後、蕎麦は食べてもらえたのだろうか。

「はい。食べてくれました! 梨子さんを連れてきてくれた時も、蕎麦をお土産に持たせたのですが『美味しかった』と言ってくれましたよ。年末にもまた送る予定です。蕎麦を食べて、無理せず頑張ってほしいと思います」

 父の愛情がこもった年越し蕎麦で、目指せキング!



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