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 阪神岡田彰布監督(65)のコメントが10月の就任以来、注目されている。「アレ(=優勝)」は、選手だけでなくファンにも浸透。「お~ん」を連発する独特でリズミカルなトークは破壊力抜群だ。日刊スポーツは近大総合社会学部で理論言語学を専門とする石井隆之教授(66)に「岡田語録」分析を依頼。「アレ」は、言葉をあえて隠すことによって“チラリズム”的な効果を生み、興味を引いているなどと29日付の紙面で語った。「深掘り企画」第2弾は、関学大で社会学やマスコミ学を専門とする難波功士教授(61)が登場。独自の視点で分析した。【取材・構成=中野椋】

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 岡田監督が阪神を率いるのは08年以来、15年ぶりのことだ。この間、ツイッターやインスタグラムなどSNSが隆盛。YouTubeでは誰でも気軽に動画を編集し、投稿できるようになった。

 難波教授 今は、「岡田節」ってこういうもんだよって教えてくれる存在がたくさんいる。代表的なのが(タレントの)松村邦洋さんのモノマネ。松村さんがデフォルメした岡田監督のイメージって強いですよ。

 岡田監督のことをあまり知らなくても、「岡田監督コメントまとめ」「松村邦洋モノマネ集」など、検索すればヒットする。

 難波教授 長い話の中で面白いところをダイジェスト映像としてアップする時代になった。岡田監督って、なんとなくこういうこと言う人なんやろなと、面白がる方法をガイドしてくれる存在がいるから、あまり知らない人でも興味が湧いてくる。

 また、現代では希少な「関西のおもろいおっちゃん」としての存在価値が、岡田監督にはあるという。

 難波教授 昔だったら(故)藤山寛美でしょうね。関西の喜劇で活躍していて「関西のおもろいおっちゃん」=藤山寛美だった。

 昭和世代は、関西の大衆人気を集めた藤山寛美を岡田監督にオーバーラップし、若い世代にとっては逆に、そんな存在が新鮮に受け入れられる。現代の「関西のおもろいおっちゃん」=岡田監督。そんなキャラクターが確立されつつあるのかもしれない。

 難波教授 今の若い子にとったら、親世代よりは祖父母世代。親には反発するけど、祖父母にはあまり反発しないよね。選手とも、いい距離感になってる気がします。ちょっと年上の兄貴がガツガツ引っ張るリーダーシップもあるけど、おじいちゃんがなんだかんだまとめてくれる方が、のびのびと力を発揮しやすい場合もありますよね。

 トゲのある言い方でも世代の差が、それを気にさせない。SNSやYouTubeの追い風、そして「関西のおっちゃん」の象徴としての存在感。時代の変化が、「岡田語録」がウケる土壌を作ったといえる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ebe6b23cdb099d1586ccf39fbdec293cbe210b9 

阪神 岡田監督の「アレ」は言葉隠す“チラリズム”効果 印象的な口癖人気の秘密を「深掘り」
https://toraho.blog.jp/archives/39035302.html


深掘り企画2回目✍️✍️✍️ #阪神タイガース 【阪神】岡田監督は現代では希少な「関西のおもろいおっちゃん」SNSも追い風に 深掘り第2弾  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202212290000497.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp 



本当に愉快な人です。 【阪神】岡田監督は現代では希少な「関西のおもろいおっちゃん」SNSも追い風に 深掘り第2弾  https://www.nikkansports.com/baseball/news/202212290000497.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp 


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