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球界最年長で日米通算22年目へ!! 阪神が福留孝介外野手(42)と来季の契約を更新する方針を固めていることが19日、分かった。

今季は両ふくらはぎを負傷するなど2度の2軍暮らしを強いられたが、存在感は絶大。打率2割5分4厘、6本塁打ながら打線の主軸として奮闘する。球団は近年のトレンドであるコーチ兼任ではなく、選手として契約する方向。球界最年長となる来年も精神的支柱としてナインを引っ張る。

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希代の好打者が日米通算22年目の来季もプレーすることが確実になった。阪神が来年4月に43歳を迎えるベテラン福留と来年も契約する方針であることが判明した。大リーグから移籍して7年目の今季も攻守で奮闘。両ふくらはぎ負傷で2度、2軍降格するアクシデントもあったが、今も打線の主軸として欠かせない存在だ。

今年は故障の影響もあって76試合出場で打率2割5分4厘、6本塁打にとどまるが、先発試合は3番か5番のクリーンアップを打ち、首脳陣の信頼は絶大だ。若手を食事に連れ出すなどキャプテンシーも発揮する。フロントも百戦錬磨で、経験豊富な力量を評価。球団首脳は「現有戦力です。主軸を打っていますから。いないと回らなくなるところも出てくる」と話した。

2学年上のロッテ福浦が今季限りで引退するため、来年は球界最年長選手になる。近年はベテラン選手がコーチを兼務するケースが目立つ。福浦も2軍打撃コーチ兼任。福留と親交の厚い同学年の中日荒木2軍内野守備走塁コーチも、引退した昨季は兼任コーチだった。福留は違う。名球会打者のキャリアを誇り、卓越した野球観は後進に伝えるべき財産だが、球団内では「選手一本」で来季契約をオファーする方向で調整している。球団幹部も「(現実的に兼務は)難しいでしょう。プレーヤーでと考えています」と示唆した。

夏場に入り、福留の存在感は増す一方だ。16日巨人戦(東京ドーム)も打線が停滞する中で猛打賞。翌17日同戦も右翼ポール際にライナーの本塁打をたたき込んだ。糸井が負傷離脱する状況で志願出場し、ナインを引っ張る。常々「グラウンドに立てば年齢は関係ない。若いヤツには負けない」と話しており、現役続行の意欲も強い。情熱はまだまだ衰えない。若手が伸び悩むチーム事情を抱える中、プレーヤー一筋で43歳シーズンに向かう。



チーム最年長選手 セリーグ最年長選手 来年現役だと球界最年長選手 42歳で今日から休養なしで4番。 おかしい起用やし満身創痍の体でどこまでパフォーマンス発揮できるかわからないけど、どんな姿でも俺のMyHEROです。 完全燃焼するまで福留孝介らしいプレーを見せてください! pic.twitter.com/BHPwEeOihu



「阪神⚾️福留 来季も現役 43歳球界最年長選手へ」 頑張ってください #hanshin #tigers #福留孝介 pic.twitter.com/eMZC7q4Zx9


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