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 球児さんにセーブを-。阪神・青柳晃洋投手(26)が8日、甲子園での投手指名練習に参加。先発予定の、10日の巨人戦(甲子園)に向けてブルペン投球を行った。当日は藤川球児投手(40)の引退試合。九回に登板することが決まった大先輩に、日米通算246個目のセーブのおぜん立てをすることを誓った。

 藤川の引退試合となる今季最後の巨人戦の先発を託された。甲子園での練習を終えた青柳は、熱い思いを口にした。

 「(藤川)球児さんの引退試合はもちろんですが…。ビハインドでマウンドを降りてもいいと思う試合はないので。当然、いい形で(リリーフに)つなぎたいと思います」

 先発とリリーフ。立場は違っても、気がついたことをいつもアドバイスしてくれた。「プロ野球選手としての姿勢であったり、取り組みというものを教えていただき、常々、その教えは頭に置いています」。そんな大先輩の最後の登板日で、先発を託された。

 藤川の登板イニングについて、金村投手コーチは「球児が、常に守ってきたポジション。一番似合う場所で投げてもらおうと思っています」とクローザーでの起用を明言。同時に青柳の任務も決まった。理想は八回まで好投し、藤川にマウンドを託すこと。それが無理でも、リードした展開で、リリーフ陣につなぐことしかない。

 青柳自身も今季は20試合に登板して7勝8敗、防御率3・50。投球イニングは115回2/3で、残り4回1/3を投げれば、2年連続での規定投球回(今季は120回)到達という目標がある。

 「規定投球回はシーズンが始まる前から意識していました。最後の試合だから白星で締めたいとかではなく、いつも白星を目指して投げていますから」

 先発ローテーションを守ってきた投手として、ノルマのクリアへ。そして藤川に、現役最後のマウンドを日米通算246セーブ目で締めてもらうべく、右腕を振る。(三木建次)




11月10日18:00より阪神甲子園球場にて読売ジャイアンツ戦!予告先発はタイガースが青柳晃洋投手!ジャイアンツは畠世周投手です。青柳投手が2年連続の規定投球回到達のマウンドへ!そして白星のバトンを最高の形で藤川球児投手へ繋ぎたい! #阪神タイガース #Its勝笑Timeオレがヤル pic.twitter.com/lOuB4Ft8qo



@TigersDreamlink 球児😂



@TigersDreamlink 球児最後の試合は選手、ファン全員野球で球児に華を添えよう‼️


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