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 「阪神2-10中日」(13日、甲子園球場)

 阪神が甲子園で4連敗。1試合に2本の満塁本塁打を浴びるという屈辱の試合展開で、大敗を喫した。17被安打は今季ワースト、昨季8月12日のDeNA(横浜)以来で、甲子園では15年4月7日のDeNA戦以来、約4年ぶり。

 先発の岩貞は5回13安打6失点と試合をつくれなかった。初回、簡単に2死を奪ったが3番・福田に四球を与え、4番・ビシエドに適時二塁打を許した。二回は1死から連打を浴びて、2死までこぎつけたものの、1番・京田に一、二塁間を破られる右前適時打で2点目を献上した。

 そして、四回無死一、二塁で打席には投手の柳。バントを警戒したシフトを敷き、カウント1-2から柳はスリーバントを敢行した。しかしマウンド左に転がった打球を岩貞が追いつけず、結果的に内野安打となり、無死満塁のピンチを招いた。ここで京田に初球を右翼席にはじき返された。

 岩貞が2桁被安打を許すのは、プロ6年目、79試合目の登板で初めて。降板後に左腕は球団広報を通じ「序盤から制球が定まらず、ピンチの場面で失投を打たれてしまいました。チームに申し訳ないです」とコメントした。

 八回には岩崎が堂上に満塁本塁打を浴び、セ・リーグ12回目、NPB26回目となるチーム1試合2満塁本塁打を許した。

 打線では近本が六回に2号ソロを放ったが、打線がつながらなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190413-00000114-dal-base

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