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 「NPBアワーズ2021」(15日、都内)

 阪神の近本光司外野手(27)が、自身初のフルイニング出場に意欲を示した。最多安打、ベストナインを受賞し、都内で行われた「NPB AWARDS 2021 supported by リポビタンD」にVTR出演。17年ぶりの優勝を目指す来季は、鉄人と呼ばれた金本氏、鳥谷氏のようにグラウンドに立ち続けてチームをけん引する。

 地道に積み上げてきた成果が形として証明された。最多安打、ベストナインを初受賞した近本。新たな勲章を手にし、チームの核としてより一層に自覚と責任感も増す。「打撃の賞を獲れて、素直にうれしいのひと言に尽きます」と誇らしげな表情を浮かべた。

 今季は140試合に出場し、両リーグ最多の178安打を放った。ただ、終盤に右足を負傷して3試合を欠場。2年連続の全試合出場は果たすことができなかった。

 チームにとって欠かせない存在として、来季はさらに高い目標を掲げる。「フルイニング出られる選手はすごく価値があると思う。出たいですけどね。選手の価値として」と力を込めた。

 3年目を終えて実感する試合に出続ける難しさ。「トレーニングしたからといってできるものではない。鳥谷さんだったり、金本さんは、僕から言ったら才能だと思います。フルで出る体力っていうのは、つけたらつくわけじゃない」と、先輩らが成し遂げた“鉄人記録”への挑戦は、最も高い壁と考える。

 もちろん出場を続けながら結果も求める。打線をけん引した一方で、今季は固め打ちが目立った。「4安打、0安打、0安打じゃなくて、2本、2本、2本って打つ方が計算できる。チームに貢献するためにはコンスタントにずっと打っていくことも必要」と調子の波を少なくすることを課題に挙げた。

 この日は、ABCラジオの「ラジオで虎バン!」にも出演。番組で色紙に「たわむ」と記した。「最後にけがをしてしまったので。(体の)使い方とか、心の余裕とか、つらいことがあってもはじき飛ばす。優勝できなかったので、それを吸収してより高いところに飛ばす。来年、優勝してみんなでハワイに行きたい」。全ては悲願達成のため-。新たな戦いに目を向けている。




阪神・近本 盗塁王返り咲きへ中野を圧“盗”や!来季は「勝負させないくらいの力、成績」残す― スポニチ Sponichi Annex 野球  https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/12/16/kiji/20211216s00001173089000c.html 



近本のゴールデングラブもベストナインもめちゃくちゃ嬉しいな?? てか今年も阪神タイトル選手多くて嬉しい


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