阪神・藤浪晋太郎投手(26)が、今年からデイリースポーツ評論家に加わった元広島の石原慶幸氏(41)と初めて対談した。ブルペンをチェックした石原氏は藤浪が再挑戦しているワインドアップ投法に太鼓判を押し、藤浪はワインドアップ投法に込めた先発投手の信念を明かした。また完全復活を遂げ、同学年の広島・鈴木誠と「令和の名勝負」を繰り広げると誓った。その1。
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-石原氏がデイリー評論家に加わったと藤浪投手に伝えたところ「ぜひ話を聞いてみたい」と。そうした経緯で対談が実現しました。
藤浪晋太郎投手(以下、藤浪)「よろしくお願いします!」
石原慶幸氏(以下、石原)「最初は驚いたよ。初めてカープ以外のキャンプ地に来た私が、一度ブルペンを見ただけで評論するのは失礼だと思った。でも今回、縁があって対談することになったのでよろしく!」
-ブルペンを見た感想は。
石原「やっぱり最初に目に入ったのはワインドアップ。変えた意図は?」
藤浪「リズムとテンポです。セットポジションはどうしても『静から動』になると思うので、自分の中で投球リズムとテンポを出したいと。今年は気持ち体重を後ろに残してから前に振っていくというイメージでやっているので。ワインドアップの方が実現しやすいと思いました」
石原「初めてブルペンを見させてもらったんだけど、すごくバランスがいいと感じた。今やっていることに対して、自分の中に手応えがあると思うし、ちょっと失礼な言い方かもしれないけど、ここまでバランスがいいとは思ってなかったから、すごくいい感じなのかなと思って」
藤浪「ありがとうございます。ホントにいいバランスで投げられていると思います。ここ数年は自分の中で、どうしたらいいかなとか、どういう方向に行ったらいいかなというのがありました。これをやっては次の日に感覚が違ってる、これやってあれやって…と悩みながらやってたんですけど、このキャンプはこれ!と決めたら突き詰めていく感じでできているので、いいキャンプを過ごせていると思っています」
石原「ダイナミックに見えるよね。振りかぶるだけで大きく見える。威圧感というか、カッコいいよ」
-今年の抱負は。
藤浪「まずローテーションに入らないといけない。タイガースはローテの層が厚いですし、アピールしないと入れないですけど、まずローテに入って、自分の特徴は長いイニングを投げられること、スタミナだと思うので。この時代、数少ない先発完投型を目指していきたい。しっかり長いイニングを投げて、2桁勝っていければなと思っています」
-ワインドアップは先発完投の意思表示。
藤浪「そうですね。オールドスタイル的なそういう意味も含めて。多少のリズムとか反動も使えるので、セットより体全体を使えるので、そういうところを目指したいですね」
石原「カープで引退して縁があって、こういう対談をすることができた。これから藤浪君のことはすごく気になるし、応援したい。まずはケガをしないこと、そして自分を信じて。持ってるものは素晴らしいし、エースになっていく存在だと思ってるから頑張って!」
藤浪「ありがとうございます!」
藤浪「先発完投型を目指していきたい。」
虎党「完投する藤浪に感動したい。」
阪神・藤浪 先発完投型目指す!ワインドアップに込めた信念 石原慶幸氏と初対談/阪神タイガース/デイリースポーツ online https://www.daily.co.jp/tigers/2021/02/11/0014071441.shtml … @Daily_Onlineより
【ブレないデイリー】今日の一面
阪神・藤浪 先発完投型目指す!ワインドアップに込めた信念 石原慶幸氏と初対談
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