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 夏の甲子園大会と各地方大会の中止が20日、正式に発表された。

「まさしく断腸の思いです」

 同日午後6時から行われた会見では日本高等学校野球連盟・八田英二会長が、中止決断に至った理由をこう説明した。

「確かに色々な方々から何とか開催できないかという声は届いていました。最終的な決断は高校野球が教育の一環ということ。その理念に照らし合わせると中止をせざるを得なかった。球児の安全、安心に最大限の配慮をした苦渋の決断だった」

 政府の緊急事態宣言が続々と解除され、最も感染者数の多かった東京都でも5月20日には新規感染者数が5人まで減少している。

「中止決定の先送り」という声もあったが……。
 こうした状況から、「中止決定の先送り」という声も関係者から出ていた。しかし何より学業優先という建前がある。

 そして第2波、第3波の可能性がある中で、集団での移動リスクや宿泊などの危険性を考慮。また全国で感染状況が異なり、1地区でも代表校が欠けた場合は全国大会が成立しないという従来からの基本方針もある。

 何より先行きが見えない中で、最後は選手と関係者の安全を最優先するための決断だった。

 3年間をこの夏にかけて練習してきた選手たちには、余りに残酷な決定である。いまこの瞬間も、多少のムリをしても、試合をやらせて欲しいと思う球児たちの気持ちも想像に難くない。

 ただ、いまは少し穏やかに見えても、それこそ1週間先、2週間先は不確実なのが、このウイルスの恐ろしさだ。そのことを思えば、中止も止むなし、賢明な選択と言うしかないし、その決断をするのが、高野連の仕事、大人たちの責任なのである。

コロナ禍でプロ野球の日程編成が変わる。
 それではいま、球児にはどういう可能性が残され、残された時間でどういう方向を模索すべきなのか──次に大人たちが考えなければならないのは、そこではないだろうか。

 当然、浮上しているのがすでに愛知県などいくつかの県が動き出している代替大会の開催ということになる。

 この代替大会について、八田会長は「各地区高野連の自主的な判断にお任せするというのが基本的な姿勢」として、時期をずらしても日本高野連が主導した全国規模の大会とする考えはないことを明らかにしている。

 もちろんここから全国的な大会を組み上げるのは新チームとの入れ替え、資金面を含めて至難であることは重々、承知の上だ。ただ、それでも何か道はないのかということで1つ、新しい状況となるのは、プロ野球の日程編成である。

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「県独自でできるならやってほしい」 あれ?「秋に甲子園を実施しろ」って言ってなかったか?なにトーンダウンしてんの?  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000003-dal-ent   https://twitter.com/takutsubu/status/1263104326232236036 



3年秋に甲子園チャンスを「生年月日の部分を変更」(日刊スポーツ)  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-25200664-nksports-base 



秋の甲子園いいと思いますねェ


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