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 「阪神(降雨中止)ヤクルト」(17日、甲子園球場)

 元阪神監督でデイリースポーツ評論家の岡田彰布氏(62)が、阪神・大山悠輔内野手について言及した。16日のヤクルト戦(甲子園)では4打数4安打と絶好調。巨人・岡本和真内野手とし烈な本塁打王争いを繰り広げている。タイトル獲得が視界に入るなか、岡田氏が大山に求めるものとは。

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 ここ数試合、阪神・大山の状態が非常にいい。昨年や開幕当初と違って、今は何でもかんでも打ちにいっていない。しっかりと自分が打てるボールを待っているし、打てるボールを待ってしっかり仕留めることで、ヒットが増えている印象だ。

 現在、巨人・岡本と本塁打王を争っているが、まだまだホームランを狙っていく段階ではないと思う。一発よりも、現段階では打率3割を意識した方が数字に結びつくと思う。こういうタイトル争いの中で、打点、本塁打というのはたとえ凡退しても数は減らない。しかし打率は1打席の失敗で数字が落ちる。

 現役時代、プロのバッターとして数字を意識する際には、やはり打率を最重要部門に考えていた。数字が落ちるところに重点を置くことで、より1打席を丁寧にと考えるし、1打席を大切にしていくことができる。

 そして相手バッテリーは今の大山に対して、簡単にホームランになるようなボールは投げてこない。そこでヒットにできるボールをヒットにしていく。ここを意識しておけば、今のスイングであれば甘い球をホームランにできると思う。

 逆に巨人・岡本の方がホームランを意識し過ぎて崩しているようにも感じる。だから大山にはまず、打率3割という一流打者のラインを意識してほしい。




【岡田彰布氏の眼】阪神・大山はまず打率3割を意識してほしい/阪神タイガース/デイリースポーツ online  https://www.daily.co.jp/tigers/2020/10/18/0013791514.shtml  # @Daily_Onlineより 写真がね、むっちゃかわいい🥰



【掛布論】阪神・大山悠輔と巨人・岡本和真のキング争いは“逃げ”有利  https://hochi.news/articles/20201017-OHT1T50368.html  ただ20本台のホームラン王は小粒すぎる。ぜひとも30本台に乗せてほしい。打率も3割を上回れば、来季の4番は不動だろうな。


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