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    第5クール

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     秋季練習を打ち上げても阪神・佐藤輝の秋は終わっていない。約2週間の練習で手にした収穫を強固なものにするためにも“延長戦”突入が決まった。

     「4スタンス理論とか、藤井さんが来て新たに教えてもらった。感触もいい感じです。これから先も4スタンス理論を生かしながらやっていきたいなと思う」

     22日から新任の藤井康1、2軍巡回打撃コーチのもとで打撃改造に着手。同理論では長嶋茂雄と同じ「B1」タイプを確認し、後ろ軸で回転する特徴を理解したうえで、スイングする際の重心の使い方についてアドバイスを受けてきた。最終日の打撃練習ではルーティンの置きティー打撃ではなくトス打撃で重心移動を入念に確認。フリー打撃でも鋭い打球を連発した。

     「自分に合った動きを教えてもらった。打球も飛ぶようになったし、“打球が先生”って言われた。その通り、いい打球がいっている」

     わずか3日間の実践でも既に確かな手応えがある。26日からは鳴尾浜球場で若手中心の強化練習に合流予定。シーズン終盤に痛めた左膝の治療と並行しながら練習を続け、さらに体に染みこませる考えだ。両リーグで新人最多24本塁打を記録した一方、後半戦は59打席連続無安打を経験するなど、好不調の波が激しかった。「4スタンス理論」を新たな視点として取り入れ、2年目の飛躍に備える。(長谷川 凡記)

     《藤井Cから宿題》藤井康打撃コーチは佐藤輝にオフの「宿題」を与えたことを明かした。「手応えを感じているのであれば、それを続けること。基本的にこういう練習方法、ドリルがあるよ、これをやっておこうかという話をした」。ティー打撃の際に重心を入れ替える方法などを伝授し、自主トレ期間中の成長に期待した。26日からの鳴尾浜での若手中心の“第5クール”についても26、28日は指導する予定だ。



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    若手はおかわり練習! 阪神井上一樹ヘッドコーチ(50)が、秋季練習終了後に若手だけの“第5クール”を行うと明かした。「鳴尾浜で若手だけの練習を26、27、28の3日間。若い連中を8人か9人は平田さん(2軍監督)に預ける」。最終の第4クールは24日で終えるが、指名された選手は休日を挟んで26日から3日間再び汗を流す。

    メンバーは小幡、高寺ら若手が主体で、今季24本塁打の佐藤輝も含まれている。現在はシーズン終盤に痛めた左膝の影響で一部別メニューだが、打撃は問題なくこなしている。患部の回復を最優先しながら「おかわりクール」で技術と打力に磨きをかける。




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