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 阪神の藤浪晋太郎投手(26)が7日、今春初実戦となる紅白戦で2回1安打無失点の快投を見せた。2イニング目の4回にはドラフト1位・佐藤輝とも対戦し155キロの直球で空振り三振。今季から取り組むワインドアップで安定した投球を披露し「良かった点、悪かった点あるけど全体的にはやりたいことができた。出た課題をこれからもつぶしていきたい」と手応えを得た。

 逆襲をかけるプロ8年目は“新天地”に飛び込んだ。1月中旬から約2週間、鳥取市にある初動負荷のトレーニング施設「ワールドウィング」を拠点に人知れず汗を流していた。19年のシーズン終了後に「鳥取に行こうと思ってるんです」と明かしていた右腕。昨年はスケジュールの都合で断念していたが満を持して入門を果たし刺激的な日々を送った。

 この日は1日キャプテンを務め、練習前には日本で2番目に高い山や2番目に広い湖は認知されていないというエピソードを口にし「1位にならないと意味がない。勝ちきらないと意味がない」とナインに呼びかけた。「1番になることの喜び。アマチュア(春夏連覇した大阪桐蔭時代)ですけど、これ以上ないものだと思ってる。やっぱり優勝したいですし、勝ちきることの大切さを日々、意識してやっていきたい」。背番号19が輝きを取り戻すことが、頂点への一番の近道になる。(遠藤 礼)




向上心の塊だわね 快投発進の阪神・藤浪「鳥取に行こうと思って…」 1月に初動負荷トレの“名門”で修行積んでいた(スポニチアネックス) #Yahooニュース  https://news.yahoo.co.jp/articles/c26eb7bb6781c31cb34ee893685b862859866b16 


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