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 阪神・才木浩人投手(24)と西純矢投手(21)が、京セラドーム大阪で6日に行われる日本代表との強化試合で登板することが28日、分かった。エンゼルス・大谷翔平投手(28)が代表合流後、初実戦となることが濃厚な一戦。DHとして起用される見込みの世界最強打者との対決は、シーズン開幕へこれ以上ない腕試しとなる。

 開幕ローテーション入りを確実とした才木と西純に、夢の舞台が用意された。6日に行われる、侍ジャパンとの強化試合。今季のさらなる躍進が期待される2人に立ちはだかるのが、世界屈指の強打者・大谷だ。

 大リーグ所属選手は対外試合出場がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕の3日前の6日からと制限されており、同日は打者・大谷の初陣となることが予想される。調整の段階とはいえ、大会本番を目前に控えることを思えば、もちろん真剣勝負。抑えれば大きな自信となり、仮に打たれたとしても貴重な経験となる。31日のシーズン開幕を前に、これ以上の腕試しはない。

 先発で3イニングを予定している才木は、絶好調のまま春季キャンプを終えた。今春初実戦だった2月12日の紅白戦こそ3回1失点だったが、同18日の練習試合・DeNA戦は3回無失点。球場のスピードガンでは最速157キロを計測した。キャンプ最後の実戦となった同24日の2軍日本ハム戦は、6回から登板して4回を1安打6奪三振と圧倒。南国での鍛錬を総括した際には「充実したキャンプになった。これを継続してやっていければ」と確かな手応えを感じていた。

 2番手以降での登板が予想される西純も、才木と同じく3イニングが予定されている。キャンプ中に強化試合への思いを問われた際には「どうせ打たれると思うので(笑い)。投げたくない」とチーム内競争を勝ちきることに集中していたが、才木同様に充実の1カ月を過ごすことができた。

 18日のDeNA戦では自己最速を1キロ上回る155キロを球場表示で計測。3回を投げ許した走者は失策の1人のみで、3奪三振無失点という完璧な投球を見せていた。直球を磨きつつ、昨季は投球機会の少なかったカットボール、チェンジアップの精度向上にも腐心。総合的なレベルアップに成功した。

 日本代表戦の前売り券は、昨年11月23日に売り出され同月内で完売。試合当日は3万5000人前後の満員が確実視される。開幕カードとなるDeNA戦の予行演習にも、もってこい。日本全国のプロ野球ファンが注目する大谷を封じて、その実力を満天下に知らしめる。

 ▽阪神、過去のWBC直前侍ジャパン戦

 ★13年2月26日 <阪神1―0日本>

 京セラドーム大阪で行われ、先発のメッセンジャーが3回を2安打無失点。打線は5回、伊藤隼が涌井(西)から中前適時打で先制。この1点を継投で守り抜き、阪神が金星を挙げた。日本代表から2番・二塁で先発の鳥谷は4打数無安打。

 ★17年3月3日 <阪神4―2日本>

 京セラドーム大阪で行われ、初回1番・北條、2番・高山の連続安打で先制。相手先発・武田(ソ)の乱調を突き2回までに3得点。7回に中田(日)のソロなどで1点差に迫られるも、8回に新人の糸原が右中間適時二塁打でダメ押しした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/45fb75230aadafd24a4f30f8d747049590420f02


才木と純矢にとってはまたとない機会になるから思いっ切り投げて欲しい。今から楽しみにしてます  https://twitter.com/sponichi_tfoto/status/1630704595839373313 





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