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 阪神電鉄武庫川(兵庫県西宮市)―武庫川団地前(同)間を結ぶ武庫川線(全長1.7キロ)に3日、新車両「タイガース号」と「甲子園号」が導入された。同線が阪神甲子園球場や鳴尾浜球場に近いことから、「野球」をテーマにデザインした。

 新車両はいずれも2両編成。タイガース号はプロ野球・阪神タイガースのイメージカラーである黄色を基調に、側面に黒色の線を入れた。甲子園号は、甲子園球場のツタや芝を連想させる緑色をベースに白色の線が入り、車両内の床には白線でホームベースなどを描いた。両車両ともそれぞれ、タイガースと甲子園球場のシンボルマークが随所にあしらわれている。また、近く女性のタイガースファンをイメージした「TORACO号」と、タイガースのマスコットキャラからデザインした「トラッキー号」も登場する予定。

 阪神電鉄の担当者は「野球と縁が深い土地ならではの電車になったので、ぜひ1度乗ってみてください」と呼び掛けている。

 一方、クリームと朱色の車体の塗色が特徴で、1958年の運行開始以来、沿線住民や鉄道ファンらに長年親しまれていた「赤胴(あかどう)車」は2日に最終の運行を終えた。2015年に阪神本線での運行をやめ、移った先の武庫川線からも姿を消したことで、完全に引退することになった。【中村清雅】




タイガース号夕方一番列車。 #武庫川線 pic.twitter.com/MjxprOIhgs



始発のタイガース号は すいてた。メディアのカメラマンさんとかも 車内でもホームでも見かけなかった。 pic.twitter.com/sdA7oPq24O



武庫川駅、武庫川線内にて留置中のタイガース号。 pic.twitter.com/SDvEa7R5eX


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