開幕3戦目の先発が見込まれる阪神ジョー・ガンケル投手(30)が、先発予定だった6日の楽天とのオープン戦(甲子園)の登板を回避することが5日、決まった。腰の張りの影響で沖縄キャンプ中の2月27日のヤクルトとのオープン戦(浦添)の登板を回避していたが、再び今季初実戦は持ち越しとなった。
この日の試合前練習ではグラウンド上でキャッチボールの後にダッシュは行わず、金村投手コーチとトレーナーと話し込む姿が見られた。矢野監督は「この間ピッチングをやったけど、(腰の)張りがっていう感じだからちょっとやめとこうと。もうちょっと時間かかると思う」と説明した。
代わって、もともと同日に登板を予定していたドラフト3位桐敷拓馬投手(22=新潟医療福祉大)が先発を務めることが決定。指揮官は「あまり周りのことは考えずに自分のピッチングに専念してくれたら。甲子園で投げるのもいい練習になると思うし、タイガースファンも楽しみにしてるやろうし。楽しんで投げて、何かを感じ取ってくれたら」と背中を押した。