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<中日4-9阪神>◇16日◇豊橋

 阪神が14安打9得点の猛攻で今季初の5連勝を飾った。クリーンアップ3人で8安打を記録し、打線がつながった。中でも5番佐藤輝明内野手(23)は5回に左中間への適時二塁打で放ち、4戦連続で打点を記録。打点ランキングで単独トップに浮上した。2位DeNAに2ゲーム差とし、首位固めに入った。

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 佐藤輝が左中間へ高く打ち上げた。外野フライか。安堵(あんど)する中日ファンの歓声は、ざわめきに変わった。2点リードの5回無死一、二塁。カウント1-1から中日福谷の外角低めフォークをすくいあげた。打球はフェンス手前まで伸び、中堅大島のグラブをかすめながらも落球。2番中野から4連打となる適時二塁打。4番大山に続く連続適時打となった。「しっかり振りきることができました。大山さんに続くことができて良かったです」と喜んだ。

 舞台となったのは、愛知・豊橋市民球場。両翼93メートル、中堅115メートルと両翼95メートル、中堅118メートルの甲子園と比較しても、狭い球場だ。移動日となった前日15日には「(狭くても)いつも通りにやろうと思います」と、力みはなかった。当たれば、飛距離は出る。狭い敵地で自慢のパワーが生きた。

 今季初の地方球場での一戦。同球場での試合は19年以来4年ぶりで、過去の戦績は2戦2敗だった。前日には「いいプレーを見せたいというのはあります」と勇姿を誓っていた。言葉通りに鬼門突破に貢献。豊橋の虎党へ勝利の六甲おろしを届けた。

 3回にも左前打を放っており、これで今季8度目のマルチ安打。今季23打点目を挙げ、セ・リーグ単独の打点王となった。12日DeNA戦から4試合連続で安打と打点を記録。2本塁打を放った14日DeNA戦後には岡田監督も「調子が上がってきている。ポイントがよくなって、前で捉えられてる」と目を細めていた。指揮官も認める好調ぶりで、この日も打線をけん引した。

 チームは今季初の5連勝を決め、貯金は8。2位DeNAが敗れたことで、ゲーム差も「2」に広がった。クリーンアップ3人で8安打を放つなど2戦連続先発野手全員安打。猛虎打線で勢いが加速。このまま首位固めに突入だ。【波部俊之介】

https://news.yahoo.co.jp/articles/9383139c36afa04faddce42ec9ffaa14027304fa


近本光司!大山悠輔!佐藤輝明! この3人が阪神にいる幸せ!そしてその3人が打点ランキングトップ3だという事実が幸せ!最高や!✨ #阪神タイガース #近本光司 #大山悠輔 #佐藤輝明



佐藤知らない間に打点王。


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