
【虎のソナタ】
プロ野球が帰ってきたぁ! と日本中が歓喜したのは6月19日だった。阪神は東京ドームから発進-。超異例の6月開幕から、ちょうど1カ月の時が流れた。
「2勝10敗になったときは、どうなることかと思いましたが、ついに5割です。ということは、この12試合は10勝2敗という超ハイペースだったわけで。4連勝は2度目。同一カード3連勝は初めて。気が付けば、3位に浮上してます」
キャップ大石豊佳の声は明るかった。
「551の蓬莱」がお気に入り? の矢野監督流にいえば「2勝10敗」の頃は、指揮官の笑顔がないとき!
逆に現在は、笑顔があるとき!
「各社のキャップが交互に監督の取材するんですが、最近、僕が接した時は余裕が感じられるようになってきていました。ここからも落ち着いて戦っていけそうですね」
昨夜もボーアが欠場、糸井もベンチ。どうなるかと思ったが、代わりに5番に入ったのが福留だから、「なんや、こっちのほうがつながりそうな打線やん」と思えてしまう。案の定、その福留が4打点。ことしの虎の選手層の厚さが、威力を発揮し始めている。
中日も相変わらずひどかった。昨日のこの欄で「どうぞ勝ってください野球」と書いたが、連日のミスのオンパレード。四回なんて、5四球&失策で3点いただいた。これで勝たなければ、失礼なぐらいだ。
コロナ感染対策として、ソーシャルディスタンス厳守のもとに有観客になっている甲子園球場。街中の感染者増加傾向もあり、厳戒態勢は続いている。報道陣の取材人数制限は、今も継続中。入場できないトラ番は、日替わりで編集局や自宅でテレビ観戦している。不自由な日々は変わらない。
そんな日曜日の夕刻。珍しい顔が、トラ番のリモート取材軍団に加わった。新里公章。昨年までのトラ番だった33歳独身クンは、現在は大相撲担当。いよいよ初日を迎えた「7月場所」の取材で、両国国技館に出向いていると思ったら、社内にいるではないか。
「実は、大相撲のほうも、取材の人数制限が厳しくて。仕方ないんですが。結局、僕は大阪に残留してリモート取材。西の支度部屋担当で、モニターに登場する力士を順番に取材をしてます」
プロ野球だけじゃなく、どこも大変やな。
わがサンスポ軍団では屈指の「夜の街」大好き、それが新里記者。北は札幌・ススキノから、南は沖縄・那覇の松山まで、サンスポの仕事で出張した日本中の歓楽街に出没し、カラオケマイクを握りしめ、「なんくるないさー」と熱唱するのが生きがい。世界遺産・首里城のそばで生まれ育ち、琉球王朝の末裔(まつえい)の遠い親戚の友人ともいわれている。
もし、東京出張していたら、話題を集める、東京の夜の街にも当然…。
「出ていくわけないじゃないですか。いくらなんでも、僕にも常識ってものがあります。ホテルの部屋に籠りっきりだと思います」
新里記者ですら、部屋に籠るんだから、みんなもう少し、我慢しよう。虎が勝ちだして、在宅の時間も楽しめてる。
阪神が勝つとき! ホントいいもんです。
【阪神】矢野燿大監督が最大8の借金完済に笑顔「全員がいい働きをしてくれた」一問一答(スポーツ報知) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200719-07190251-sph-base …
4連勝するだけで優勝と思う阪神ファンの心理が凄い。
ボーア糸井いなくても勝てることがわかる
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