【ココリコ遠藤章造 プロ野球独り言】
またまた阪神タイガースに新しい戦力が加わりました! その名も「西純矢」。2019年ドラフト1位の19歳右腕です。
岡山・創志学園高時代は甲子園で気合を込めて打者に向かい、打ち取ったら派手なガッツポーズを繰り返していて、私は大好きな選手でした。が、アマチュア、しかも甲子園ということもあり、そのパフォーマンスが「必要以上のガッツポーズをしない様に」と審判団から注意され、リズムを狂わしたのか2回戦で敗れてしまいました。
その後聞いた話ですが、西投手が高校1年のとき試合の応援に訪れたお父様が球場の帰りに倒れてそのまま急逝され、2年で甲子園に出場したときに「天国の父親に向けて」という意味合いで、派手なガッツポーズをしていたみたいです。
そんな西投手がプロでも甲子園で1軍デビューしました。最初は緊張のあまりストライクが入らず。連続四球でピンチを迎えましたが、そこからヤクルトの強力クリーンアップに対し、投げた後に帽子が吹き飛ぶくらいの気迫の入った投球で抑え込み、5番オスナを三振に取ったときは気合の雄叫びでピンチをしのぎました。しかも5回まで投げノーヒットピッチング。近本のホームランもあり、初登板で初勝利を挙げました。
ヒーローインタビューで初勝利のボールを「母にあげたいと思います」と語った19歳。本当に頼もしいし、どんどんチャンスを生かして近い将来ローテーション、いや阪神タイガースのエースとして活躍して下さい!
そしてもうプロ野球なんだから関係ない、気合の投球で打者を打ち取ったら、派手なガッツポーズをたくさん見せて下さい! 私たちもたくさん見たいし、何より天国のお父様がたくさん見たいと思うので。皆さん、これから阪神タイガース背番号「15」、西純矢投手をよろしくお願い致します! そしてシーズンはいよいよ、強い強い強いパ・リーグとの交流戦だ…。
■遠藤章造(えんどう・しょうぞう) 1971年7月13日、大阪府豊中市生まれ。香川・寒川高に野球留学し、主将で“くせ者”として活躍するも甲子園出場はならず。田中直樹とココリコを結成し、吉本バッタモンクラブのオーディションに合格して92年5月デビュー。
昨日、初勝利した #西純矢 投手の姿も。
高校時代のガッツポーズの話も出ていましたね。
高校2年生の時、岡山県大会で優勝し、甲子園出場を決めた #創志学園 の西純矢投手は、めちゃくちゃかっこいいガッツポーズをしていました👍
勝手な思い入れですが、昨日の初勝利は嬉しかったです😊 pic.twitter.com/QdHuK5eWm3
@Sponichi_Tfoto 変速ピッチャー背面投げみたいやな