阪神木浪聖也内野手(25)が28日に閉幕した「みやざきフェニックスリーグ」でも好調を維持し、31日から高知・安芸で始まる秋季キャンプに臨む。

プロ1年目から開幕スタメンを果たしたが、7月26日に打撃不振で2軍に降格。8月6日に1軍復帰すると、安打量産の活躍を見せた。「11日間」に何があったのか。阪神担当の奥田隼人記者が飛躍のきっかけに迫った。

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宮崎の秋で、木浪が2年目の大ブレークを予感させる活躍を見せた。CSファイナルステージ最終戦から、中3日で参戦した「みやざきフェニックスリーグ」で、8試合に出場し、26打数10安打、打率3割8分5厘、2本塁打、4打点の成績を残した。17日の楽天戦では1試合2発の長打力を披露。8戦中7戦で安打を放つなど存在感は抜群で、平田2軍監督も「木浪は別格だよ」と一目を置くほどだった。

そんな木浪だが、プロ1年目は決して順風満帆ではなかった。オープン戦で最多安打を記録し、開幕スタメンを果たした。しかし打撃の調子が上がらず、ベンチスタートが増えた。7月には20打席無安打も経験。同26日に初めて2軍降格となった。ところが8月6日に1軍復帰するや、不振がうそのように打ちまくった。同じルーキーの近本が塗り替えた球団新人記録に並ぶ13戦連続安打。ポストシーズンまで1軍に定着した。ファームの「11日間」に何があったのか。

新井2軍打撃コーチと打撃フォームの見直し、あることに気づいたという。好調だったオープン戦の時期と比較し、同コーチからこんな問いかけがあったという。「いい時はリラックスして力が抜け、ヘッドが遊びながらバットに巻きついてアジャストしていくという感じだった。その動き、遊びがなくなっているんじゃないか」

ペナントレースを争う1軍の公式戦で先発出場すれば、常に結果が求められる。構えに力みが生じ、バットは「動」から「静」になっていた。失った「遊び」を取り戻そうと、二人三脚で修正に取り組んだ。木浪は「ずっと付きっきりで、そこだけを見てもらいました」と振り返る。次第にフォームに余裕が生まれ、ボールを呼び込む時間も長くなった。「全部、良くなった」。原点回帰が、結果につながった。

新井コーチは1年目の2軍生活を調整ではなく「修正と鍛錬」の時間と説明した。「もともと、打つことに関してはポテンシャルの高い選手。ただ、いい時は長続きしない。落ちて、また上がるという時にあいつの本質が出る」。打者は好不調の波と格闘し、成長していく。木浪は1つの波を乗り越えた。31日から始まる秋季キャンプ。さらなる飛躍が楽しみだ。【奥田隼人】





良太コーチいけるやん! 阪神木浪開花させた2軍の11日間、新井コーチ語る(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-10290810-nksports-base 



やはり良ちゃんはファームコーチが向いてそうな気がするなぁ…ペイさんと良ちゃん、どっちがどっちになるんだろう… 阪神木浪開花させた2軍の11日間、新井コーチ語る  https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910290000810.html?utm_source=twitter%26utm_medium=social%26utm_campaign=nikkansports_ogp 



シーズン中の木浪君の復活は 新井コーチの助言のお陰でもあった‼️ 阪神木浪開花させた2軍の11日間、新井コーチ語る(日刊スポーツ)  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-10290810-nksports-base 


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