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 【球界ここだけの話】「ヨロシクオネガイシマス!」。必ずといっていいほど、取材の前に流暢(りゅうちょう)な日本語で報道陣にあいさつするのは、今年から阪神に加入した新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=だ。1月末の入団当初からジョークで笑いを誘うなどユーモアたっぷりのメジャー通算92発の大砲は、日本愛にもあふれている。

 週に一度、自宅に日本語の家庭教師を呼ぶなど勉強はもちろんのこと、カタカナで「ボーア」と自らペンで名前を書いたバットを練習で使用している。さらにリストバンドにも同じように自分の名前の刺繍(ししゅう)が入ったものを愛用。メーカーの担当者によると本人が要望していたという。過去の助っ人ではグラブなどに日本語の名前も入れている選手もいたというが、ボーアの身に着けるものや持ち物にも“和の心”がつまっている。

 球団関係者によると、ファンへのサインはまだ英語のようだが、今後“カタカナ版”のサインの練習をしていく可能性も大いにありそうだ。同関係者は「ゴメスとかマートンもカタカナで書いていましたよ」と話す。かつて活躍した外国人選手たちも熱狂な虎党を喜ばせようとあえて日本語で記していたという。

 そんな愛する日本とのつながりは、入団前からあった。2017年のオフには3年間マーリンズで一緒だったイチローの自主トレを訪問するため、神戸へ足を運んだこともある。入団決定時には「来日したらすぐにコンビニに立ち寄って、ツナや照り焼きチキン入りおにぎりを買っていると思います」とコメントしているほどの親日家。チームメートからも“JB”の愛称で親しまれている助っ人は現在4戦連続安打中(21日時点)。これからさらに多くのファンの心をつかんでいきそうだ。(織原祥平)




阪神ファンのみなさん、うちのボーアもよろしくお願いしますね。来日前から夫婦で一緒に日本語を勉強してたし、めっちゃおもしろい選手なんです(立ち位置) pic.twitter.com/S0hB9aA3yp



日本で活躍するかどうか、とは別枠で来日して日本語を積極的に覚えて喋ろうとしてくれる選手は好きしかないんやよな〜(イイオテンキはボーアさん)


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