「阪神6-3DeNA」(12日、甲子園球場)打って、走って、守って、阪神・近本光司外野手(28)がチームを波に乗せた。本塁打が飛び出せば、19年オールスター以来のサイクル安打となる八回2死。「ホームラン、ホームラン、近本!!」の大声援が甲子園を包んだ。「ホームランコールなんてそんなにないんで、しっかり聞いてました。全然狙ってはないです」。三塁ゴロに終わり偉業達成とはならなかったが、虎党に夢を見せた。初回は難敵・今永に対して「今年は真っすぐがどんどんくる。どういうふうなスイングで入っていくかを考えてました」とイメージし、9球目の直球をはじき返して左前打。中野の2球目にスタートを切って、リクエスト判定の末に、2試合連続となる3個目の盗塁を記録した。二回2死二塁から打ち上げた当たりは、左翼・関根が見失ってポトリ。適時二塁打となり「神様ありがとう」とちゃめっけたっぷり。四回2死はリーグトップ6本目となる三塁打で、今季4度目の猛打賞をマークした。守備では三回2死一塁で、左中間に落ちそうな桑原の当たりをダイビングキャッチ。「本当に難しい打球。でも、ヤギさんのときは右バッターああいう打球が来るんで」と心を決めて飛び込んだ。この日はTORACO DAYでファンが選んだ、King&Prince「ichiban」が登場曲。虎の1番打者は勝利のために走攻守で光を放つ。
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阪神・近本 今季4度目猛打賞&ダイビング美守 盗塁も決めた!サイクル逃すも走攻守で魅せまくり
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