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 阪神・矢野燿大監督(52)が23日、今季適用される九回打ちきりルールを受けて、先手必勝を掲げた。今季も虎には強力ブルペン陣が控える。前倒しでの継投について「先発が長く投げてくれたらという理想はある」とした上で「勝負にいくとなれば代えるのも一つ」と構想を明かした。

 オープン戦のリリーフ防御率は12球団トップの1・47。勝利の方程式に名前を連ねるスアレス、岩崎、岩貞だけでなく、ドラフト8位・石井大(四国ILp高知)、加治屋、桑原、小林、小野らも好調をキープ。ゲーム展開によっては序盤の代打攻勢から、積極継投も視野に入れている。

 矢野監督は「攻撃で言えば足を使うというのも一つ。1点を防ぐという部分でもより勝負にいく段階が早くなると思う」とも予告。勝機と見れば、代走、守備固めでも果敢に勝負手を打つ。植田、江越らスペシャリストの重要度は増しそうだ。

 この日は神社参拝の後、甲子園に隣接する室内練習場で行われた2軍練習を視察した。キャンプ中に故障離脱した高橋らに声を掛け「ここからはい上がってきてほしい選手もたくさんいる。全員で戦うのがうちの野球」と力を込めた。チーム全体を把握し、采配のイメージを膨らませる。




コロナ禍での特別ルール、先手必勝で対応したい! 阪神・矢野監督 先手必勝!九回打ちきりルールへ超積極采配や/阪神タイガース/デイリースポーツ online  https://www.daily.co.jp/tigers/2021/03/24/0014176289.shtml  @Daily_Onlineより


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