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 阪神のジョン・エドワーズ投手(32)が3日、球団を通じて取材に応じ、米国の農場で自主トレを行っていることを明かした。昨季はチーム2位の12ホールドを記録したが、開幕直後に右肩コンディション不良を発症。長期離脱を余儀なくされ、23試合の登板に終わった。今季は外国人競争を勝ち抜き、セットアッパーとしてシーズンフル回転を目指す。

 「ヒヒーン!」「モ~!」。のどかな農場に、エドワーズの飼い馬、そして今年の干支(えと)・牛の大きな鳴き声が響き渡る。雄大な自然の中、ビッグジョンは“農牧トレ”で汗を流していた。

 「自宅にジムと農場があるから、そこでトレーニングと練習ができているよ。農牧をしていて山の中で時間を過ごすことが多いね」

 家族5人でつかの間のオフを過ごし、決意を新たにした右腕。昨季はチーム2位の12ホールドをマークしたが、23試合の登板にとどまった。自主トレでは故障防止を徹底し「マシンを使って負荷を変えながらトレーニングをやっているんだ。正しい動作で行うことでケガの予防にも役立てている」と手応えは上々だ。

 チームは今年も助っ人8人態勢を継続。1軍枠はロハス、サンズに加えて、スアレスが当確。もう1枠はアルカンタラかチェンの先発枠と見られ、エドワーズは残り1枠をガンケル、マルテら4人で争うことになる。

 「一番はシーズンを通していい状態で投げ続けること、チームに信頼される投手になることだね。持続性が課題だから、毎日トレーニングや練習に励んでいるよ」。巻き返しに燃えるシーズンは完走が大目標。競争を勝ち抜き、セットアッパーの座をつかみ取る。







「助っ人×農場」には悪い思い出しかないオールド虎ファン。 阪神・エドワーズ“農牧トレ” ノーモア長期離脱!故障防止徹底で外国人競争勝ち抜く/阪神タイガース/デイリースポーツ online  https://www.daily.co.jp/tigers/2021/01/04/0013982024.shtml 


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