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 ◇セ・リーグ 阪神2-2ヤクルト(2021年6月30日 甲子園)

 引き分けで6月の戦いを終了した阪神。打線で目立っているのはリードオフマン・近本の好調さだ。この日も4打数2安打。初回は中前打から、リーグトップタイとなる16個目の盗塁を決め、マルテの先制二塁打につなげた。6月の月間打率は・368のハイアベレージを記録した。8回に同点の13号ソロを放ったマルテも月間・317で4本塁打、14打点と数字を残した。

 一方、ルーキー佐藤輝は月間打率・284、6本塁打、10打点。大台の20本を目前にして、6試合アーチが止まっている。6番に回った大山も月間打率は・211と苦しい打席が続く。矢野監督も「ずっと1年間調子いいというのはなかなか難しいので、そういうところでは早くどう脱出できるかというのもコーチや、その選手たちも一人一人必死にやってくれてる。それが早く結果として結びついてくれたらいい。ちょっと我慢のところだと思う」と分析。月が変わり、流れも変えたいところだ。




阪神2-2ヤクルト マルテ選手の攻守の活躍によりなんとか引き分けとなりました 打線が低調な今、好調な近本、マルテ両選手にチャンスを回せるか… 前半戦ラストスパートの鍵になりそうです



近本が好調なのは唯一のプラス材料 近本は第1打席にヒットが出れば、ほぼ後のイニングで打ってくれるし助かる


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